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E6GG

2015年10月31日 18時13分34秒 | QSL
 先月のニウエからのE6GG

紙が欲しいわけではなかったが、OQRSでドネしたついでに

ついでに貰っておこうか、のノリで請求した。
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3.XV遠征に関して(準備編 -ライセンス申請)

2015年10月31日 06時06分20秒 | 海外運用

 まずは海外運用の定石通りにOH2MCNの情報を参照することから始める。
http://www.qsl.net/oh2mcn/license.htm

 ネットで調べていくと、the Viet Namese Amateur Radio Club(VARC)会長のXV2A、いわ
ゆるNGUYEN Bac Ai氏に問い合わせろ、と書かれています。で、更に検索するとクラブの
WebSiteを見つけることができ、そこでも同じことが書かれています。
http://varc.radioclub.asia/

 要するに、個別にベトナム役所に申請せず、VARCのNGUYEN Bac Ai氏経由で申請せよ、と
いうことです。これは実際に行けば気付きますが合理的でした。単独でベトナムのライセ
ンス発行機関であるRadio Frequency Centerへ行ってやるには、相当のベトナム語会話力と
何より発行担当者とのコネクションが必要、と言うより無理に近いと感じられました。
Bac Ai氏は元発行機関に在籍されていたそうで、ご高齢でリタイヤされていますが、現在は
VARC会長に就かれており、役所でのコネクションは相当強いようです。そのことは
ご一緒に役所へ出向いた際の役人たちのBac Ai氏への対応を見て強く感じました。建物の
車寄せに付けるとすぐに男性職員が出迎え、階段を登るにも高齢のBac Ai氏をサポートして
と非常に手厚い出迎え。発行担当の女性官がいろいろ言っても、Bac Ai氏に諭されている
感じでした(ベトナム語同士の会話で詳細は判らないが表情と雰囲気から)。

 VARCのサイトの中を読んでいくと、ライセンス申請の方法が書いてありますが、申請書の
フォームなど良く判らない点もあったので、まずはそこにあるメールアドレスに
一発問合せメールを出します。
すると、自分の時は8/14にメール出したら8/17には会長のXV2A -Mr.NGUYEN Bac Ai氏
からの返事がありました。氏は英語は堪能ですので英文で大丈夫です。

申請に必要な提出物は下記です。
(1) 申請書
(2) 従事者免許の英文証明
(3) 局免許の英文証明
(4) パスポートのコピー

ここでのポイントは
・ライセンス申請書の内容項目は正確に(特に運用場所)
・ライセンスフィーを指定の口座に送金すること
の2点です。

Bac Ai氏から指定の口座は、Asia Commercial Bank(ACB)指定でしたので日本の銀行からの
オンライン振り込みができず、自分は郵便局(ゆうちょ銀行)の海外口座送金を使い
ました。セブン銀行やDOCOMOの海外送金などいろいろあります。ちなみにゆうちょ
銀行の海外送金は手数料2,500円かかります。

ライセンスフィーはバンド毎に料金が異なるようですが、私は今回コンテストバンドの
5band(80m/40m/20m/15m/10m)で50USDでした。

申請書を書くのに一番苦労するのは、前述の運用場所で、他は特に問題ないと思います。
持っていく使用リグが、入国時に税関で何か問題になるかもしれないと懸念していましたが
入るも出るも共にノーチェックで、これは少々意外でした。

申請に記載する項目は以下です。これを適当なソフトでワープロし印刷しサインして提出です。
http://varc.radioclub.asia/application-form/

1) Full name
2) Birthdate
3) Nationality
4) Passport number
5) Intended arrive time to Vietnam
6) Intended departure time out VN
7) Amateur Radio 0perating through satellite : ( ) yes or ( ) no
8) Permanent address or temporary in Vietnam ………………
Tel :………….Fax:………….E-mail:……………….
9) Transmitted equipment :
9-1) Transceive type :……………..Factory name :……….
Linear amplifier:……………..Factory name :……….
9-2) Technical data :
DESIGN :
Frequency band :………………………….
Transmitted mode :……………………….
Out put power :………..
PROPOSE:
Frequency band :…………
Transmitted mode :……….
Out put power :………….
10) Location of installation:………………
…………………………………….
11) Proposed call-sign :………….
12) Class of amateur radio operator’s certificate:……………
13) Issue date and duration valid of certificate :…………….

NAME AND SIGNATURE OF APPLICANT.


居住している国のライセンス証明は、日本の総通に英文証明を申請すれば、すぐに
作成して貰えます。申請のひな型はJARL WEBからダウンロード可能です。
日本のライセンスで出すなら従事者免許、局免許、両方の証明が必要です。
正確に確認していませんが、国内での最大出力を超える免許の発行はされないのでは
ないかと思います。私は1kW免許の証明を提出して500Wで申請しました。

で、発給ですが本人と証明されなければ受け取ることはできません。Bac Ai氏も当初は
パスポートのコピーを提出すれば大丈夫、と言われていましたが、実際に事前にBac Ai
氏に代理で受け取って貰ってメールでPDFを送って貰おうとしたところ、
・本人がパスポート持参で取りに来る
・コピーのパスポートが本人の物であることを発行した国の公式文書で証明すること
のいずれかが必要となったとのこと。詳しい事情は良く判りませんが、Bac Ai氏も勘違い
していたところを見ると最近変わったのかもしれません。

従って、国内にいる間に事前でライセンス証の入手ができず、現地へ行ってから役所へ
出向いて受領することとなります。継続であれば免除されるのかもしれませんが、そのへん
は私も確認できていません。希望するコールサインは、ベトナムですので3WかXVになる
訳ですが、エリアは
http://varc.radioclub.asia/vietnamese-callsign-prefix-zones/
で、ホーチミンなら2エリアとなります。
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