ANA歴代機内日本酒10撰から
岐阜県は瑞浪市の中島醸造が醸す小左衛門
元禄15年(1702年)創業で、現在の中島小左衛門が14代目という老舗
信濃美山錦を使った純米吟醸は、この酒の定番だ。
ゆるーく冷やしていただいた。
ちょっと衝撃的
どんな味かうんぬんより先に、まず驚く
蔵が紹介している「ほのかな香りとやさしい旨み」
これを真摯に取り組んだ結果がこれです、と呑み手に訴えかけてくる。
「うまい」より先に「まいりました」と言いたくなる。
優しいフルーツの様な甘味、コメの旨味、日本酒としての酸味
黙っていても一番存在感がある
いるだけで頼りになる
声を掛けてもらえば、みなが元気になる
そんな力がある味だ。
なるほど10撰に入るに相応しい。