
Beerカテゴリーの1,000件目である。
最初の1件目は、2007年3月20日の”KIRIN the GOLD”である。
一度500件くらいの頃に銘柄一覧を作ろうと試みたが、途中で面倒になって断念した。
だから正確に何銘柄紹介したのか本人も把握していない。が、おそらく半分の500銘柄種以上は書いているだろう。
1,000件目は何にしよう.....この数日結構迷った。
革命的に美味いBrewDogだと5 AM saintなんて初めて呑んだ時は腰が抜けそうになった。
伝統の重みはEinbecker、毎年5月のMai-Ur-Bockは多分世界で一番好きなビールだ。
MauiのBig Swell IPAを初めて口にした時の衝撃。いまだにあの驚きを思い出して店頭で見かけると買ってしまう。
同じMauiのMana Wheatも捨てがたかった。
手軽なところだとBear RepublicのRed Rocket Aleはめっちゃ好きだ。小難しいこと抜きで 美味い。
国内クラフトは選ぶのが難しい。どれも軒並み美味くて甲乙つけがたい。
あえて好みで選べば、ガージェリーのX-Aleと、OH!LA!HOのキャプテンクロウ、が頭一つ抜ける。
マスプロだと、断然サッポロで赤星とエーデルピルスが双璧だ。
いや、ハートランドを外しちゃいかんだろう、と悩みだすと際限が無い。
そんな中でも一番推すのは、Ballast Pointだ。
その実力は、色々飲みまわった上で、改めてやはり素晴らしいものだと思う。
定番のSculpin(カサゴ)はもとより、出る銘柄全てが驚愕的に美味い。
今回1,000件目を飾るのはManta Ray(オニイトマキエイ)
栓を抜く
香りがモワっと立つ
みかん、グレープフルーツ、そんな香りだ
注ぐ
綺麗な金色だ、泡の腰強さ
一口飲むと感無量
シトラスっぽい香りの中にフルーツ特有の甘さが出てくる
ホップの苦味が甘みと混ざり合って、シンプルでありながら力強い多重奏
喉を越すと結構強いキックがある、さすがDouble IPA
ややネットリしたコクもあり十分な飲み応え
ヤニを感じる静かなフィニッシュ
キレそうでキレなくて、キレて欲しいがお願いキレないで
拙い言葉で表せない感動、ワクワクする躍動
元気が出る美味さ
57歳の自分はこれが一番美味いと考え、1,000件目に選んだ。
きっと次のキリ番には違う銘柄を選ぶんだろう。
ビールもどんどん世界中で美味いのが生まれている。
それを追う自分も少しづつ変わっていく。
そうだ、1,001件目からもっと美味いのを探そう。