さよなら!天命反転住宅
天命反転住宅と共に1年6ヵ月の月日が経ち、この間の日々の出来事は毎日が奇跡でした。自分の心に忠実に生きることが出来る強い心が養われた気がします。反転住宅で過ごす毎日は時間が加速します。1日が300年くらいの超スピードで過ぎていくのを感じます。そんな時、何故か心が静かになります。時間の感覚が時計の針とは違う、長い歴史を経て来た、体に組み込まれた時間が帰ってくるようなそんなことを感じます。文明に慣れすぎた体は、始めは反転住宅を拒否しますが、自分を邪魔しない時間をこの反転住宅は教えてくれました。透明人間になったように、反転住宅の壁を行き来していて、自由自在にこの部屋を動きまわる自分を感じられます。反転住宅の壁になり、世界を渡り歩きながら、人々の良い環境作りをするんだ!と思いながら、反転住宅の引越し準備をしています。荷物は全部でダンボール13個だけになりました。反転住宅へ引っ越して来る前に処分してきたのですが、もっと少なくなりました。ここに来て買い入れた、ぶら下げ荷物などは、新入居者にもらってもらったりして、ホームレスの人と同じ位の荷物になって行きながら、本当にモノはいらないです。荷物持ちの現代人が、死んだ後の処分に遺族が困らないようにと思いこの度、思い切ってモノを整理した次第です。今週末で、大体の荷物もまとまり、スッキリ!旅立つ用意が出来ました。