1988年6月20日 第一刷りの、作者 花園神社宮司で、医学博士の片山文彦宮司の著書に「医者にかかる前に読む、ガン、成人病、エイズ」に興味深い記事がありますので、紹介させて頂きます。
この本は古い本ですが、3.11原発事故で今の日本もこの仲間入りをすることになったので、予防、危機管理の為に知恵を頂ければとおもいます。
ガンを発生させる外因として考えられるのは、大きく分けて三つあります。
第一に、科学的作用として発ガン物質との接触。
第二に、物質的作用として放射線の被曝。紫外線の当たりすぎ。
第三に、生物作用としてウィルスによる感染です。
第二の外因である物理的作用としての放射能被爆、紫外線の当たり過ぎについて。
原爆の被爆者に白血病が多いように、ある限度越えると放射線被爆はガン化を促進するといわれています。
アメリカには、ネバァタ砂漠での核実験によってガン患者が急造したという報告もあります。
映画スターのジョン.ウェーンがガンで死んだのも、その犠牲であると、公然にささやかれているそうです。
また1979年、スリーマイル島の原子炉の大事故によって発生した放射能によって、ガンや白血病の発生が7~8倍にはね上がったといわれます。
1986年4月24日ソ連のチェルノイブイリで起きた原子力発電所の事故は過去最大級であり、その影響が憂慮されます。
この事故は、被曝した人びとの間で、脱毛、白血病の減少といった、症状がみられます。
日本人はそれほどではありませんが、白人は紫外線に多量あたると皮膚ガンになることがあります。
しかも自動車王国アメリカでは左ハンドルのため、皮膚ガンの発生は、身体の右がわより左がわが多いといわれています。
放射線や紫外線がガンを誘発剤する理由は、これらの物理的作用が、遺伝子のメカニズムを乱したからと考えられます。
やたらと日光に当たったり、不必要な放射線を浴びることは避けるようにした方が賢明でしょう。
サンフランシスコで乳ガンがものすごく増えています。
特にマリンの方に行くと二人に一人といいます。
最近になり調べてみたら、マリンの近くの川の上流部に原子力発電所発電所があり、放射能放射能漏れが原因であることが、判明したそうです。
世界中の原子力発電所がある近辺には、いくばくかの放射能漏れがあっているという事です。
放射能予防危機管理は自分の手で自分を守るが原則ですね。