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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

心をこめる

2010-04-27 10:53:03 | 日記
 「心をこめる」は「心を配る」に通じる。こめた心は、周囲に配られる。心無い道具や心無い家具や心無い料理や心無い町や心無い言葉に囲まれて暮らすと、寂しい。時に悲しい。作り手達によって配られた細やかな心を感じながら生活できれば、暮らしはずっと豊かになる。

 「心をこめる」は、「妥協しない」と言うことだろう。ま、ここまででいいかな、と手を抜いてしまうと心がこもった仕上がりにはならない。どうすれば喜んでもらえるのか真剣に考え、考え、考え抜いて、こうしようと決める。こうしようと決めたことには、妥協しない。とことんやる。どこで終わりかわからないが、できるところまでやる。

 誰かに言われたからやっている、とか、辛くてしようもないが生活のために仕方がないので嫌々やっている、というやり方では心はこもらない。喜んでもらうために考えて工夫することは大変でも楽しい。妥協しないことは苦しくて逃げ出したい時もあるが、楽しい。

 細かいことに心を配ると、今まで気が付かなかった世界が見えてくることがあり、今まで以上に世界が広がる。旅行をしているわけでもないのに、心をこめて生きているだけで新しい景色が見える。
 同じことを同じ場所で同じように繰り返しているだけなのに、知恵を持っている人がいる。心をこめて、心を配ることで、妥協して手抜きをしていては知りえなかったことを知ることができた方々だ。

 NHKの大河ドラマに出演しているある役者さんが、ある時セットの屋根に登って作業しているスタッフに何をしているのか尋ねたところ、次のシーンは雨上がりの設定なので苔むして屋根に生えた雑草に水滴を乗せているのだと答えたという。次のシーンは庭先の撮影で、決して屋根が写ることはないと知っているはずなのに、そのスタッフは手を抜かなかった。役者は、その言葉で一気にドラマへ込める気持ちが倍増したという。

 誰かが心を配ると、誰かの心が豊かになり、また誰かのために心をこめることができるようになっていく。
 マザー・テレサも言っている。大切なのは「どれだけたくさんのことをしたかではなく、どれだけ心をこめたかです」と。あなたが心をこめれば、きっと届く。


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株式会社ジェイエスピー
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