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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

2010-04-09 13:35:15 | 日記
 ある音が気になって仕方がない、と言う人がいる。時計の音が気になって仕方がなかったのは、ピーターパンに出てくるフック船長だった。

 気にし始めると際限なく気になるのが、自分の腹のなる音や、他人の食事の時たてる音だったりする。夜の帰宅時、自分の後ろからついてくる足音が気になってしかたがないと言う女性もいるだろう。

 気になる嫌な音がある反面、心弾む、または心が落ち着く音というものがある。目はつぶれるが耳はつぶれない。筋肉を制御するのではなく心を制御しないと音は否応なく深いところに入って来てしまう。だから気になり、忘れることができない。
ご近所とトラブルになるのも「音」が原因であることが多い。

 中学生だったころに読んだSF短編に、この街は変な音がする、と言ってあちこち音源を探して歩く青年の物語があった。大人たちには変な音は聞こえない。青年は小さな頃からその音が気になって仕方がなかったが、誰もそのことを言い出さないので黙っていた。しかし、とうとう耐え切れずに街中音源を探した後、見つからずにさらに探して旅にでる。探して探してとうとう見つけてしまった。この世界は大きな宇宙船で、音は恒星間飛行を続ける宇宙船のエンジン音であったことを発見して、選ばれた宇宙船クルーの仲間に加えられて行く。

 心にゆとりを持ち、周囲の音に耳をすましてみよう。いろいろな音が聞こえてくる。この世界は思いも寄らない真実の形を持っているかもしれない。耳をすますと新しい世界や忘れていた世界が見えてくる。
 
 幼い頃、春の田んぼで聞いたひばりの声を思い出すと、私は一気にのほほんとすることができる。忘れたくない風景が心を満たす。

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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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