NHKの龍馬伝の中で、最も面白い場面のひとつが先週の勝海舟との出会いのシーンなのではないかと思う。咸臨丸でアメリカを目指して太平洋の荒波を渡った若者たちについて、勝が言う「海を渡りながら、幕府でもねぇ(無い)、長州でもねぇ、土佐でもねぇ、あいつらは日本人になって行った」というせりふは胸を打つ。生まれてからずっと藩のために育てられ生きてきた若者が、その認識を超え、力を合わせることにより日本人に生まれ変わって海を渡り、日本人としてアメリカ人に対峙したに違いない。ご先祖様はえらかった。
それから100年が過ぎ、世界は当時の日本と同じように混乱しテロが絶え間ない。日本でもねぇ、アメリカでもねぇ、中国でもねぇ、地球人になる、そのためには、私たちはどこを目指せば良いのか?
それぞれの国の民族として誇りを持ちながらも、地球人であるという認識に立たないと解決できない問題が多いのではないかと思えてならない。
これは企業のあり方にも大きな影響を及ぼす認識だと思う。
仮にジェイエスピーが土佐藩士による土佐藩の会社だとしよう。新人教育で教える内容や、業務内容は、土佐藩の国益を基礎として考えることになるに違いない。これは小さい。しかし、100年前はこれが常識だったのだ。
では、ジェイエスピーが地球人による地球の会社だとしよう。新人教育で教える内容や、業務内容は、地球の生物益を基礎として考えることになるに違いない。これは大きい。しかし現在、これは常識ではない。
全世界の方々が自分は地球人である、と言う認識に立てるようになるのはいつ頃なのであろうか?
2020年には、地球上のアフリカ以外の全地域が生産年齢人口(15歳から64歳の人口)の減少傾向に転じ、2050年になってもなおアフリカの人口は増え続けると総務省統計局では予想している。へぇ、アジア全体が2020年か、あと10年すぐだなぁ、と思う反面、アフリカの発展はいつまで続くのかと思うほど継続的だ。
日本の歴史を振り返った時、人口が急増して「人口ボーナス」を受け取っている間は、国益以外に目が向かないのではないかと思えてならない。アジアではインドが人口ボーナス期間が最も長く2050年代まで、アフリカの多くの国が人口ボーナスを教授できる状況になるのが2050年代以降と考えられているようなので、世界的な人口ボーナス消費期限は22世紀になるのだろうか?
つまり、また100年経った頃、100年前は世界中の人達が、生まれたときに所属していた地域の益を中心に考える生活を送っていた、それが常識だった。地球人が地球人としての認識を持つようになったのは、ようやくここ数十年のことだ、などと語られるようになるのだろう。ああ、まだまだ先だ。
しかし、携帯電話が普及し、スマートフォンが進化している今、情報を国家が統制できる限界は超えている、はずだと信じたい。一人の地球人であろうとする気持ちが、地球人を増やす。
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株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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これは企業のあり方にも大きな影響を及ぼす認識だと思う。
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全世界の方々が自分は地球人である、と言う認識に立てるようになるのはいつ頃なのであろうか?
2020年には、地球上のアフリカ以外の全地域が生産年齢人口(15歳から64歳の人口)の減少傾向に転じ、2050年になってもなおアフリカの人口は増え続けると総務省統計局では予想している。へぇ、アジア全体が2020年か、あと10年すぐだなぁ、と思う反面、アフリカの発展はいつまで続くのかと思うほど継続的だ。
日本の歴史を振り返った時、人口が急増して「人口ボーナス」を受け取っている間は、国益以外に目が向かないのではないかと思えてならない。アジアではインドが人口ボーナス期間が最も長く2050年代まで、アフリカの多くの国が人口ボーナスを教授できる状況になるのが2050年代以降と考えられているようなので、世界的な人口ボーナス消費期限は22世紀になるのだろうか?
つまり、また100年経った頃、100年前は世界中の人達が、生まれたときに所属していた地域の益を中心に考える生活を送っていた、それが常識だった。地球人が地球人としての認識を持つようになったのは、ようやくここ数十年のことだ、などと語られるようになるのだろう。ああ、まだまだ先だ。
しかし、携帯電話が普及し、スマートフォンが進化している今、情報を国家が統制できる限界は超えている、はずだと信じたい。一人の地球人であろうとする気持ちが、地球人を増やす。
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