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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

夢見る力

2010-04-07 11:36:30 | 日記
 2010年4月は鉄腕アトムが小学校に入学した年だ、と昨日ニュースが流れていた。日本の2足歩行ロボット研究が世界の最先端なのは手塚治さんの想いが受け継がれているからだろう、とニュースの締めくくりにキャスター氏が語っていたが、その通りだなぁとしみじみ思ったものだ。

 21世紀はすごいことになってしまうに違いない、だから22世紀となるともう本当にとんでもないことになってしまう、と20世紀少年たちは目を輝かせて夢を見た。いや、少年だけではない。大人も老人も、まじめに「未来」を夢見ていたのではなかろうか。

 リアルタイムにその時代を生きて来たひとりとして証言すると日本で、この夢見る力が急激に減衰ないし混乱しはじめたのはちょうど万国博覧会が開かれた1970年頃のことだったと感じている。
 世界的にもベトナム戦争の悲惨が、科学とか文明の未来に疑問を呈し始めていた頃で国内では「公害」と言う言葉が豊かな光の、影の部分としてクローズアップされた頃だった。

 ノストラダムスの予言など終末論が流布されると未来への思いは急に冷えてしまい、21世紀はなんだか、ごくあたりまえの、平凡な生活の延長に変わってしまった。
 平和であれば、まあいいか、と。

 ビジネスには、コミュニケーション力が重要だ、と言われる。確かにその通り。あらゆるところでコミュニケーション力は必要とされる。
 プレゼンテーション力や思いやる気持ちも大切だろう。
 そうしたいろいろな「力」を育成する研修やセミナーが盛んで若者やビジネスマンは懸命に「力」を着けている。
 しかし、にもかかわらず、なぜかこの国は確実に少しずつ活力を失っているように思えてならない。

 光には影があることを認識した上で、なお人間を信じ、未来を夢見ることを止めてはいけないと思う。
 私たちは、もっともっと夢をみてよいのではなかろうか。
 おもしろい「未来」はおもしろい夢を本気で見た人のところにやってくるのではなかろうか。

 初回ブログでこんな大それたことを書いてしまうとは思いもよらなかったが、勝手に指が動いてしまった。

 本気で夢見る力を持った社員が集まっている会社を目指したい。


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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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