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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

トリプトファン

2010-06-02 09:38:18 | 日記
 食パンにサラダ、牛乳、ウインナーソーセージか卵、チーズ。そんなところがここ何年かの朝食メニューだ。子供の頃は朝食もご飯と味噌汁を食べていた。おかずは何だったのだろう?生卵や目玉焼きや卵焼きを食べたのは覚えているが、朝何を食べていたのか、ほとんど思い出せない。一生懸命心を配って朝食を作ってくれていた母に申し訳ない。

 朝食べないとか、コンビニで買ってきたゼリーみたいなものだけで済ませている社員がいる。昼もお湯を入れると出来上がるカップ麺とコンビニのおにぎり、夜はビールと焼き鳥それから牛丼。そんな生活を続けていて、病気にならないほうがおかしい。最近では会社で昼食に仕出し弁当を安く頼めるようになったが、1日の栄養のすべてをその弁当に依存している者もいる。
 
 人間の体は、おおよそ2週間で細胞を構成する分子ないし原子のレベルで食物に含まれていた新しい分子ないし原子と入れ替わるらしい。つまり、今のこの私は、およそ2週間前に食べた食物を構成していた分子から再構成された生き物である。細胞が欲しがる材料が不足している場合、本来あるべき酵素やホルモンが生成されないというおそろしいことが起きる。

 トリプトファンというアミノ酸がある。もともと牛乳から見つかったものらしいが、人間の体内で合成することができない。神経伝達物質のセロトニンのもとになっているらしい。しかもセロトニンはメラトニンのもとになっているらしい。さらにドーパミンやノルアドレナリンの生成にも関わっているらしい。
 ということは、トリプトファンが不足すると、気持ちがふさぎ、やったーなどとうれしくなることができなくなり、何に対しても好奇心が失われ意欲がわかなくなる、ということだ。
 
 メンタルヘルスや職場環境について、最近いろいろと問題になることが多い。最大の原因は食習慣ないしは脳の健康に必要な物質の摂取不足にあるのではないか、と私は疑っている。
 トリプトファンは、肉や牛乳や大豆などに多い。ソフトウェア業界で暮らす多くの若者たちは、おそらく偏った食べ方をしている。

 おいしく楽しく必要なものをしっかり食べる工夫をしないと、体も心も仕事ができない状況を通り越して、普通に生活できないところまで壊れてしまう。

 まず食べよう。おなかを空かしていてはいけない。できれば、みんなで一緒に食べよう。


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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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