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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

判断と決断

2012-04-04 10:42:17 | 日記
4/3(火)は台風並の勢力を持つ低気圧が一気に西から東へ日本を蹂躙していった。4/2に入社式であったであろう多くの新入社員の皆さんは、入社2日目にして天候の被害にあい、大変な思いをしたであろう。
しかもまだ3日間も今週は平日が残っている。何年後か、何十年後かは分からないが、「俺達の入社したては雨で大変な目にあった云々」などと語るようになるのであろうか。

昨年は震災と超大型の台風があり、色々と被害に会われた方々には小さい話で恐縮なのだが、この手の自然災害系のあるときに仕事場では「今日は家に帰れるのだろうか」と心配になり、俄にざわめいてくる。

今の現場では上記災害時は会社側の判断が遅れて帰宅難民になる人が続出した。今回はそれを教訓にしたのかどうかは分からないが、今回は判断が早めだったように思われる。

不測の事態に陥ったときにモノを言うのが迅速な判断力であることは言うまでもない。
今回も私が所属するチームのリーダーは既に午前中の早い段階からお客様と交渉し、チームのメンバーを早退してもいいように動いてくれていた。ありがたい話である。

給料を貰って雇われている以上、仕事には責任があり、それを放り出して帰宅するのは少々心苦しいのだが、それをリカバリする力と責任を負う覚悟、周囲を説得する力があれば決断はいかようにもできる。
その場、そのときに何が重要かを判断し、決断できることはその人の大きな実力であることには違いない。

最近よく目にする用語で嫌いなもののひとつに「社畜」という言葉がある。

wikipedia等の用語定義では「社畜(しゃちく)とは、主に日本で、企業に飼い慣らされてしまい自分の意思と良心を放棄し奴隷(家畜)と化したサラリーマンの状態を揶揄したものである。「会社+家畜」から来た造語で、会社人間、企業戦士などよりも、皮肉が強く込められている言葉である。」とされている。

もし判断や決断の元になっている意思と良心を多くの人達が放棄してしまっているとしたらそれは大変哀しいことだ。この様な言葉が死語になる事を願って止まない。

今月から新たに社会人として出発した人達には、今後様々な有形無形の困難が目の前に立ちはだかってくるだろう。そのときに自分の意思と良心をもって色々なことを判断し、決断する力を養って欲しい。
勿論始めは間違えてしまうこともあるだろう。判断と決断には普段からの経験を蓄積し、周囲に気を配ることが必要だ。なかなか難しいが出来ないことではない。頑張って欲しい。

さてここで昨日の個人的な顛末。

早期に退社して帰宅してください、との事で14:00に撤収。作業場所はほぼ屋根つきの通路で駅までつながっているため、濡れずに駅まで行き、そこから電車に揺られて自宅最寄駅まで。ひどいラッシュではあったが雨の被害には殆どあわずにすんだ。まだ電車も止まっておらず5分遅れでクリア。
そこからバスのロータリーまでまた地下通路を活用。ここで完全勝利と思われたがバス停から自宅までの1分ほどの徒歩でズブ濡れに。
スーツを乾かす作業をしながら世の中そううまくはいかないのだと感傷に浸る。

さあ明日も仕事仕事。
(刑事長)


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