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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

あの人、誰?

2012-04-12 09:26:54 | 日記
8日の日曜日、春とは言え冷たい風が吹いていたが、雲ひとつないよく晴れた休日であった。あちこちで桜が満開になり絶好の花見日和となった。
一昨日のブログ担当は、無残な姿に晒された桜の木に心を痛めていたが、その後、酒をぶら下げて花見に興じたのだろうか?
こちらも花見に出かけた。と言っても、残念ながら、桜の木の下でワイワイ酒を酌み交わすことせず、文字通り桜の花そのものを観て春を感じてきた。

今回の場所は、小田急・藤沢線の桜ケ丘駅に近い引地川沿いの桜並木である。川沿いに約3kmに渡って並木が続いている。快晴と言うこともあって、この時ばかりと、大勢の花見客がブルーシートの上で歓喜の奇声をあげていた。
風が強いせいか、満開になったばかりだと言うのに、花弁が風に舞っていた。遠山金四郎の背中に彫ってある「桜吹雪」って言うやつである。
桜並木の地面は、木の根っこがむき出しになって、でこぼこ状態だった。花ばかり気を取られていると躓く危険があった。しかも、狭い道を双方向から人が往来するので、コケないように花見客の間を縫って行った。

桜並木が途絶えた頃、向こう側からどこか見覚えのある紳士がこちらに歩いているのに気付いた。だが、誰だか思い出せない。確か前職時代に関係した方のような気がするし、はたまた仕事関係ではなく、地域活動の中で関係した方かもしれない? 情けないかな、全く名前が出てこない。
そうこうする内に、声を掛けそびれて、お互いにすれ違ってしまった。相手もこちらに覚えがあったようで、暫く立ち止まってこちらを見ていた。多分、「あいつ、どっかで会ったような気がするな~ダレだったかな?」と考えていたに相違ない。どちらかが歩み寄って声をかけておけば、何かしら事が展開したはずである。

声を掛けそびれたことを後悔しつつも「今更仕方ないか!」と帰路に着いた。帰宅してから、やっと名前を思い出した。その方とは、直接仕事での付き合いはなかったが、社内の活性化委員会やイベントのメンバ同士として参画したことを思い出した。
しかし、20年以上も会っていないので、確実にその方だと言う自信がなかった。他人の空似ってこともある。そう考えると益々、声をかけなかったことを悔やんだ。

ところで、誰しも似たような経験をしたことがあると思う。とりわけ我々のような五十路坂を超えた年齢の方々はそうだろう。名前が喉元まで上がってきているのに、それから先が出て来ない。
顔は覚えているのに、名前がなかなか出て来ない。「あの人誰だっけ?ほら、あの人!ほら!・・」正に中高年のアイドル・綾小路キミマロ師匠の漫談のごとき物忘れ状態である。その中高年の仲間入りをしたと思いたくはないが、脳の老化が着実に進んでいる確かなようだ。
思い出せないことを気にしてると、余計眠れない。ならば無駄な抵抗は止めて、無理に思い出そうとせず、「ま、そのうちに思い出すだろう」程度に構えていた方が精神衛生上ずっといいのではないか?
花見から話しがずれてしまったが、何とも気分の晴れない日曜日のでき事でした。(平)


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