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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

ツバメ

2012-04-25 10:32:34 | 日記
気がつくと今年も自宅の玄関先にツバメの家族が居ついていた。
毎年この時期になると玄関先に鳥の糞が落ちていて、見上げるとツバメの家族がいることに気付かされる。

ツバメは他の鳥などの外敵から雛を守るため、敢えて人の出入りの多い場所に巣を作るそうだ。
なので、ツバメが来る家は子沢山や家族が多かったり、来客が多かったりする。人の出入りが少ない家と比べて仕合せな家ということで「ツバメが巣を作るとその家が幸せになる」という言い伝えの由来になったと言われている。中国などではお金持ちになると言われているが、商売をしている家であれば来客が多い=商売が繁盛しているという解釈なのだろう。

上記で何故巣を「作った」という言い方をしないのかというと、毎年同じ巣を利用しているからである。動物学的な調査によれば、殆どの親ツバメは前年に雛を育てた場所の近所に戻ってくるらしい。全く同じ巣を利用するとは限らないのだが、どうも自宅に来るツバメはそこがお気に入りらしく毎年利用している。ちょっと糞だけでなく家賃も落としてくれないかしら、と思うのは半分以上冗談ではあるが。

ただ結構糞の量が多く、糞害対策で巣を撤去してしまうという話もよく聞く。当事者以外は「なんでそんなことを」と思われるかもしれないが、これが結構派手に落として行ってくれるので、気になる人は気になるのだろう。巣を撤去したからといってあまり責める気にはなれない。

ただ、ここでふと思ったのが、「家が幸せになる」にも単に人の出入りが多いだけではなく他の要因もあるのではないかということだ。

自分達が幸せであれば、多少の事は多目に見て、ツバメの巣を撤去しようとは思わずに見守ろうという心持ちになるのではなかろうか。

ちょっと俗な言い方になってしまうが、心の余裕が無いと糞も気になり、ツバメも鬱陶しく感じられるようになってしまうのだろう。自分が、あるいは自分達が幸せでなければ他者を幸せにしたり、幸せを見守ったりすることは無理なのであろう。

常に眉間に皺を寄せていては人を幸せにすることも笑顔にすることも遠のいてしまう。我が社の社員達も普段のマイナス面だけに目を向けてしかめっ面になるのではなく、感謝と笑顔で自分達も周囲も幸せにしていって欲しいものである。


まあまた今年も仕事で忙しくしている間にいつの間にか巣立っていってしまうんだろうなあ。たまには見送る余暇も自分に欲しいなあ、と思う今日この頃であった。
(刑事長)


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