以前のブログに書いたかもしれませんが、推理小説が昔から好きで良く読んでいます。大学以降は推理小説以外も多少読むようになりましたが、それ以前はほとんど推理小説しか読みませんでした。
推理小説との出会いはご多分にもれずシャーロックホームズです。今となっては、何が一番最初だったのか覚えていませんが、「まだらのひも」や「赤毛連盟」など小学校の図書館にあった本を片っ端から読んでいきました。シャーロックホームズの次はアルセーヌルパンシリーズ。「813の謎」などは今でも記憶に刻まれています。
ルパンシリーズを制覇した後は、江戸川乱歩の少年探偵団シリーズだったと思います。明智小五郎と、怪人二十面相との行き詰まる戦いに心躍らせていました。少年探偵団シリーズは、ホームズやルパンと異なり、おどろおどろしい雰囲気があり、単に謎解きだけでない、芝居を見ているような楽しさがありました。華やかさや怪奇さで色づけられていても、しっかりとした論理で解決されています。
中学のときは、図書館にあった世界の名作シリーズの乱読です。エドガー・アラン・ポーの「モルグ街の殺人」やアガサクリスティの「そして誰もいなくなった」「オリエント急行殺人事件」。エラリークイーンの「Yの悲劇」などなど。正直なところ、翻訳ものは好きでは無くて、あまり読まないのですが、若年者用にかなり読みやすくされていたため、翻訳物独特の言い回しもほとんど気にせず読むことができました。
有名な作品をつまみ食い的に読む方が多いのですが、気に入った作家の作品を片っ端から読んでいくこともあります。「人間の証明」などで有名な森村誠一、「白昼の死角」「刺青殺人事件」の高木彬光、新本格の境地を切り開いた「占星術殺人事件」島田荘司、SFチックな設定ながらも、中身はしっかり本格推理「七回死んだ男」「麦酒の家の冒険」の西澤保彦などなど。ここ一年で一番読んでいるのは横溝正史の金田一シリーズでしょうか。昔テレビドラマや映画でよく見ていましたが、ふと考えてみると、小説で読んだことがないことに気づきました。手始めに映画化された作品から読み始めましたが、思い切り嵌っています。金田一シリーズ独特の終戦前後の陰鬱な雰囲気、どろどろとした人間関係が巻き起こす事件の数々。トリックのうまさというよりは舞台作りのうまさが横溝作品の肝だと思います。
ここ数年で「やられたー」と一番感じた作品は歌野晶午「葉桜の季節に君を想うということ」です。2004年のあらゆるミステリー賞を総なめにした作品ですが、何となく手が伸びず、そのままになっていました。文庫化された後、初めて手にとりましたが、本当にすばらしい作品で、ミステリーという範疇に収まらない面白さがあります。多少好き嫌いはあるかもしれませんが、ぜひ一読して頂きたいと思います。
何か余りまとまりもなく、つらつらと作品、作家を並べるだけで終わってしまいましたが、少しでも気になる作品があればぜひ手に取ってみて下さい。(池)
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横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
推理小説との出会いはご多分にもれずシャーロックホームズです。今となっては、何が一番最初だったのか覚えていませんが、「まだらのひも」や「赤毛連盟」など小学校の図書館にあった本を片っ端から読んでいきました。シャーロックホームズの次はアルセーヌルパンシリーズ。「813の謎」などは今でも記憶に刻まれています。
ルパンシリーズを制覇した後は、江戸川乱歩の少年探偵団シリーズだったと思います。明智小五郎と、怪人二十面相との行き詰まる戦いに心躍らせていました。少年探偵団シリーズは、ホームズやルパンと異なり、おどろおどろしい雰囲気があり、単に謎解きだけでない、芝居を見ているような楽しさがありました。華やかさや怪奇さで色づけられていても、しっかりとした論理で解決されています。
中学のときは、図書館にあった世界の名作シリーズの乱読です。エドガー・アラン・ポーの「モルグ街の殺人」やアガサクリスティの「そして誰もいなくなった」「オリエント急行殺人事件」。エラリークイーンの「Yの悲劇」などなど。正直なところ、翻訳ものは好きでは無くて、あまり読まないのですが、若年者用にかなり読みやすくされていたため、翻訳物独特の言い回しもほとんど気にせず読むことができました。
有名な作品をつまみ食い的に読む方が多いのですが、気に入った作家の作品を片っ端から読んでいくこともあります。「人間の証明」などで有名な森村誠一、「白昼の死角」「刺青殺人事件」の高木彬光、新本格の境地を切り開いた「占星術殺人事件」島田荘司、SFチックな設定ながらも、中身はしっかり本格推理「七回死んだ男」「麦酒の家の冒険」の西澤保彦などなど。ここ一年で一番読んでいるのは横溝正史の金田一シリーズでしょうか。昔テレビドラマや映画でよく見ていましたが、ふと考えてみると、小説で読んだことがないことに気づきました。手始めに映画化された作品から読み始めましたが、思い切り嵌っています。金田一シリーズ独特の終戦前後の陰鬱な雰囲気、どろどろとした人間関係が巻き起こす事件の数々。トリックのうまさというよりは舞台作りのうまさが横溝作品の肝だと思います。
ここ数年で「やられたー」と一番感じた作品は歌野晶午「葉桜の季節に君を想うということ」です。2004年のあらゆるミステリー賞を総なめにした作品ですが、何となく手が伸びず、そのままになっていました。文庫化された後、初めて手にとりましたが、本当にすばらしい作品で、ミステリーという範疇に収まらない面白さがあります。多少好き嫌いはあるかもしれませんが、ぜひ一読して頂きたいと思います。
何か余りまとまりもなく、つらつらと作品、作家を並べるだけで終わってしまいましたが、少しでも気になる作品があればぜひ手に取ってみて下さい。(池)
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