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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

情けは人の為ならず

2015-05-22 08:40:53 | 日記
「情けは人の為ならず」という言葉がある。
初めてこの言葉を聞いた時、私は「情けはその人のためにならない」と誤った解釈をしていた。自分の誤りに気づき、本来の意味が「人に親切にすれば、その相手のためになるだけでなく、やがてはよい報いとなって自分にもどってくる」であることを知るのはだいぶ経ったあとのことだった。だが、文化庁が発表した平成22年度「国語に関する世論調査」では、私と同じように誤った解釈をし、それを正しい使い方と思い込んでいる人が 45.7%もいるという結果が出ているそうだ。一旦「そうだ」と思い込むと人はなかなか考え方を変えることが難しいということだろうか。
私はこの言葉の「やがてはよい報いとなって自分にもどってくる」という部分、“自分”を“家族”や“身近な人”と置き換えてもいいと思うが、この考え方が好きである。

話しはまったく変わるが、皆さんは「マタニティマーク」をご存知だろうか?
妊娠すると母子手帳とともに「マタニティマーク」がついたキーホルダーが自治体から配布される(自治体によるかもしれないが)。自治体以外でも鉄道会社が無料で配布しているようだ。



このキーホルダーを鞄に付けている妊婦さんを電車で見かけると、妊娠中だった頃の妻が電車に乗って出かけた際「今日、席を譲ってもらえた。辛かったので助かった。」と話していたのを思い出し、その時のどなたかの善意を私も誰かに返さないと という思いにしてくれる。
こんなことを書いているが、妻と結婚し、子供ができなければ、私は「マタニティマーク」の存在を知らず、妊婦さんの大変さも理解できず生きてきただろうと思う。
目に見えるところにあっても、それを認識することがなく素通りさせてしまう。
生活環境の変化が、私に新たな角度から物事を見ることができるようにしてくれた。

人は見えない部分を見ることはできない。一旦「こうだ」と決めつけてしまうと更にその視野は狭くなり、見えるものも見えなくしてしまう。
色々考え「こうだ」と決めたことも、別の角度から見てみると改善点が見えたり、まったく別のものに変わるかもしれない。
人の好さもそうだ。一方的な見方でダメだと判断してしまうと、良い部分を見えなってしまう。
「こうだ」と決める前に、意識して色々な角度から物事を見つめることが大切だと思う。(ほ)


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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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