JSP_Blog

ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

半券

2015-08-06 10:00:00 | 日記
いつも通り、また今月も来たかと思いながら、日付が変わったことに焦りつつブログを書いている。さて、今月のテーマは何にしようか…。

いつのころからか使用済みの入場券やイベントのチケットなど、いわゆる半券を集めるのが一つの趣味になっていた。もともと出不精というか、引きこもり気質なのだ。外に出るよりも自室で過ごす方が快適であり楽しみも多い。そう思っていた。
しかし社会人になってからは少しその考えも変わってきた。学生のときは否が応にもイベントというものが発生した。行事というのが年度ごとについてまわり、考える余地もなくそれらに巻き込まれ参加する。
今は学生ではない。JSPは非常にイベントが多い会社ではあるが、それらは不定期であり、毎年必ずやると決まっているものではない。参加もあくまで任意で、一切の強制力はない。
義務のように発生するのかどうか。これによって私にとってのイベントの立場が変化し、外出することの楽しさを少しだけ理解することができたのであろう。

ええと、なぜこんなことを書いているのだったか。集中という言葉を知らない私の脳みそは、すぐに関係のないことを考え始める。そうそう、半券を集めている、という書き始めだった。なぜ半券を集めるようになったのか。確か最初に集め始めた半券は映画館のチケットだ。財布に雑然と放り込まれた半券の中でも最も日付が古いのが映画のチケットなのだから間違いないだろう。

私は非常に記憶力が弱い。特に時間の関わるものはその一切を覚えることができない。毎朝確認するグループメンバーの一日の予定は、5分もすれば確実に忘れている。自分がどんなイベントに参加したのかはおぼろげながらも覚えている。しかしそれが何年前のどの季節に行われたものなのか、思い出せたためしがない。

だからだろう。自分がいつ何をしてきたのか、それを思い出すための鍵として半券を集めるようになったのだ。しかし多少外出が楽しくなったとしてもそこはそれ、もとが引きこもりなのだ。どうやら4年前から集めているらしい半券は、悲しいかなその全てが薄っぺらな財布に収納できてしまう。これから少しずつ厚みを増して、専用のケースを必要とする時が来るのだろうか。ちょっとだけ楽しみである。

そうそう、そういえば、半券を集めるのと同じ理由でウェアラブル製品には少しだけ期待している。小型の携行端末やディープラーニングと総称されるAI技術などが発展していけば、私のような鳥頭でも人並みの記憶力を獲得できる日が来るだろうか、と。
かの有名なアインシュタインも、調べればわかるものをなぜ覚える必要があるのか、とそんな雰囲気のことを言っていた。まったくもってその通りだ!なぜ覚える必要があるのか!
今はまだどこかに記録したものを検索するよりも記憶を思い出すのにかかる時間の方が短い。だから記憶することがより重要となる。しかしいずれは検索する方が思い出すよりも早くなり、あいまいな記憶よりも記録の方が重用される次代が来るだろう。

とは言いつつも、まだまだそれは先のこと。今は地道に記憶力を鍛えるトレーニングをした方が良さそうだ…。

(つ)

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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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