お盆休み、我が家は毎年祖母の家がある岩手県岩泉町に行きます。町と言いながら東京23区と横浜市を足した広さがあります。周囲全てを山に囲われ、水がとてもきれいです。観光名所として有名な場所に龍泉洞という鍾乳洞があります。JR東日本が夏になるとポスターを貼っているので知ってる人もいるかと思います。東京駅からは新幹線を2時間半乗り、その後1日4本しかないバスで2時間半。ほぼ半日使ってたどり着くので移動だけで1日使ってしまいます。
私の祖母は老人ホームに入っているので、祖母の家は誰も住んでおりません。なので着いた翌日には掃除やらお盆の準備やら、老人ホームから祖母が来るので迎えたりなど結構忙しいです。その次の日もお寺に行って墓参りや親戚の家の仏壇を拝みに行くなどやることは多々ありますが、この地域で特徴的なことを紹介しようと思います。
まずは仏壇の段組み。お盆に入る前に仏壇の前に段を組み、その上に花や果物、お菓子などを置きます。特に特徴的なのが「かがみてん」という回るく平べったいゼリー状のものを必ず置くこと。なんで置くのかは今度聞いてみようと思います。13日にその作業を行います。14~16日は必ず朝夕、お膳を置きます。あとご飯の前と墓参りから帰った後は必ず手を合わせます。
その次は墓参り。私の先祖の墓はお寺にあります。最初に先祖の墓に行き掃除や花を備え、親戚の墓を5墓ほど回ります。そのあとお寺近くのお地蔵様や戦死者の慰霊碑に手を合わせます。このときあげるお線香は必ず3本です。「1本は先祖のため、1本は仏様のため、もう1本は自分のため」という意味があるそうです。そのあと本殿に行きます。本殿の中には墓と同じ数だけの位牌があり、自分の先祖と親戚分の位牌を回り線香をあげます。そのあと中にいるお地蔵様などにも手を合わせお墓参りは終了です。最後にお寺の方が用意しているキンキンに冷えている麦茶を飲むのが楽しみです。14、16日は朝夕2回、15日は1回墓参りに訪れます。
迎え火・送り火は、写真のような道具を使って玄関先で行います。燃やし始めは軽くて燃えやすい松の木を使って火を起こし、そのあと木材などを投入して数十分燃やし続けます。同時に花火をやったりしながらご先祖様を迎えたり、見送ったりします。我が家では毎年いらなくなった木箱を壊してそれを燃やしていたのですが、今年は見当たりませんでした。代わりにカビが生えてしまった大量の割箸があったのでひたすら燃やしていました。どこの家でも行うので夕方頃からポツン、ポツンと炎が上がっているのが良く見えます。14~16日の夕方に必ず行います。
毎年こういうことを行っているせいか、火を扱うのにだいぶ慣れてきました。墓参りに必要な線香数十本を一気に火をつけ、その火を鎮めたりも、送り火・迎え火の火お越しも一人でできるようになってきました。都会にいるとまったく火を使わないので、毎年火を使うのが楽しみだったりします。もちろん気をつけて扱っています。
本当は毎年来るいとこの娘息子がとてもめんこい!!!が人見知りなのか懐いてくれないとか、祖母が今までなまりがきつくて何を言っているかよくわかならかったが、聞き取れるようになった!しかし、主語がないから何の話かわかないとか、そんな話もしたかったのですが、またの機会に。(91)
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