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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

育てる

2016-02-03 12:00:27 | 日記
寒い日が続きますね、こんにちは。久々の登場です。
年末にブログ当番を交代して、1月はその振替で当番を免れていたのですが、気が付いたらあっという間に次の当番が回ってきました。月日が流れるのは早いものです。

久々だったのですっかり当番を忘れていたのは内緒の話です。

「今日当番だけど、忘れてない?」
(ギクっ)「安心してください!書いてますよ!(;゜д゜)」


とにかく明るい刑事長さんとして反応しておきました。うん、今からです。

社内的には年度末進行もあってか、体調不良を訴える人も続出しています。ついにインフルエンザを発症する人も現れて、濃厚接触の疑いがある身としては戦々恐々としていましたが、現時点では症状は出ておらず、相変わらず元気に過ごしています。幸か不幸かこういう流行には乗り遅れる星の元に生まれているらしく、休んだ人へのフォローはあっても自分へのフォローはありません。社会の縮図です。



字数稼ぎ終了。本題はここから。「育てる」です。



先日某国営放送の番組で、いまどきの子育ての悩みに対するドキュメンタリー番組を観た。
残念ながら所帯を持つ身では無いのだが、周囲では産休、育休を取っている社員や、ここ1、2年で子供が生まれた社員もおり、何かの参考になるかと思って視聴したのだが、これが結構興味深かった。

内容的には主に以下3点のテーマについてが主題であったと記憶している。

1)子育てに孤独感を感じ、不安ばかり募ってしまう
2)夜泣きやイヤイヤ行動に対して、自分の育児に疑問を持ってしまう
3)出産後に夫に対してイライラばかり募ってしまう

これらに対して科学的な根拠を元に、原因を究明していこうというのが主旨であった。

1)に対しては、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンが出産後に減少してしまう事により、不安や孤独を感じやすくなってしまう事が原因となっていた。

進化の過程で分かれたチンパンジー等は出産は5年ごとにしかできない仕組みになっている。5年間は自分の子供に対して育児に専念するからだ。それぐらい手間がかかるのだが、人間は進化の過程で毎年でも子供を作る事が出来る様になった。ただし、そこでは皆で協力して子育てをする共同養育も同時に子育てのスタイルとして確立していったのである。
子供を一時的に他の母親に預けたりして、その間に仕事をしたり、という風に協力する事で育児を効率化していったのだ。今なおこの共同養育をしたいという欲求は母親の中に残っているのだが、核家族化等の社会環境の変化でそれが実現しにくくなり、孤独や不安を感じやすくなっているのだそうだ。

2)はこれも人類進化の過程で二足歩行をするようになって骨盤が狭くなり、子供の脳が小さい未発達の状態で生まれてくる事に起因しているとの事。
胎児は母親に負担をかけないために、主に夜中に色々行動する。それが出産してからしばらく残っており、夜なかなか寝ないだけなのだ。子供が母親を思いやる本能が逆に出産直後に仇となるのは皮肉と言えば皮肉だが、これも一過性のもの。

イヤイヤ行動も、欲求に対して我慢をする行動をする脳内の前頭前野がまだ未発達の状態で生まれてくるためである。これは脳の構造上仕方がない。大体5歳くらいまでかけて前頭前野は徐々に成長していく。
もし我慢ができたら大いに褒めてあげよう。成長の証である。


3)はオキシトシンというホルモンが関係している。出産後や産後の授乳時に多く分泌されるこのホルモンは、愛情を高める効果もあるが、逆にわが子を守るためか攻撃性を高める効果もある事が最近の研究で分かってきた。育児に非協力な人は攻撃対象になってしまうそうだ。
ちなみに6歳未満の子供を持つ家庭では、0~2歳児の育児が大変な時期に離婚する率が一番高いそうで。
ちゃんと真正面から話を聞き、育児の辛さに理解を示した上で頑張りを認めてあげる事でそのストレスはかなり軽減され、攻撃性も和らぐそうです。ただ手伝うだけじゃダメって事です。世の旦那様。


とまあ、ここまでだと育児も大変だなー、色々考えて行動してあげなくちゃなんだなー、で終了。といきたいところだが、ここで終わってはただの番宣で面白くないので、仕事の話にこじつけられないかと思案。

「共同で面倒をみる」、「いきなり出来ずに成長はゆっくり」、「話を真剣に聞いてあげよう」って別に育児に限らず仕事でのお悩み解決にも通じるところがあるんではないかと。

縦割で他のプロジェクトの事は関心を持たないのではなく、横断的にマネージャやリーダ同士横のつながりでお互いカバーしあう。特に短納期案件の乱立時には必要ではないか。マネージャやリーダ、担当者を孤独や不安から救うのは横のつながりも重要なのだろう。

いきなりそれまでやった事のない仕事をやらせても最初からうまくはいかないもんだ。理屈やマニュアルを並べてもそのセンスを磨くには時間がかかるので、本腰を入れてつきあおう。

仕事の悩みに対しては決めつけたり理屈で片付けず、まずは正面から向き合って聞く事が大事なのだと思われる。



いささか強引な感じではある。これからの検討要素って事で。






安心してください、今書き終わりましたよ!
今日はとにかく明るく締める事としよう。これにて。

(刑事長)

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コメント
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