運動会

今年も運動会の時期がやってきた。
一昔前、私が子供の頃は運動会といえば10月と決まっていたが、我が子が通う小学校では毎年5月末に運動会が行われる。運動会が行われる時期は地域によってバラバラなようで、親戚の子どもが通う横浜市の小学校では10月に行われるらしい。

運動会当日は快晴で運動会日和だった。天気が良すぎてまだ5月だというのにすっかり日焼けしてしまった。
運動会当日、父親である私の使命は2つある。場所取りと撮影だ。

場所取りは他の小学校に比べて非常に楽だ。と私は思っている。各学年2クラスの小さな学校だが、団塊世代の方々が子育てをしていたころにはマンモス校として君臨していたらしく、全校生徒に対してグランドがものすごく広い。親たちのやる気の問題もあるかもしれないが、開門前の場所取り行列も15分前で20人程度だっただろうか？

6月最初の先週の土曜日には隣の小学校で運動会が開催されていた。子どもの保育園時代の友達の勇姿を見に行ったところ、ビニールシートが所狭しと敷かれ、ギュウギュウ状態で場所取りがされていた。この小学校に通うお父さん方は朝の場所取りがさぞかし大変だっただろうと想像できた。

我が子の小学校の場所取りの様子は以下の通り。


テーブルまで広げてバーベQでも始まりそうだが、運動会の場所取り風景だ。場所が広くて余裕があるのは良いのだが、テントやらテーブルやら椅子やらを持ち込むため、結構な量の荷物を一人で運ぶことになる。場所取りが無事に完了した時点で父親としての仕事の90%は完了といったところだ。

残りの10%は、運動会を楽しみながらの撮影だ。
世の中のお父さん方も同じ悩みをもっていると思うが、撮影はビデオと写真の両方があるため競技によってビデオにするか？写真にするか？考えなければならず、意外と大変だ。

私の場合、踊りなどの動きのあるものはビデオ撮影。しかし、衣装などは写真で残したいので演技が始まる前に記念撮影させてもらう。

一番困るのは徒競走やリレーだ。ビデオでも撮りたいし、走っている躍動感ある写真も残したい。そこで、カメラは三脚で固定して、シャッターボタンだけを押せば写真が撮れる位置にセットしておく。手にはビデオを持って二刀流で挑む。結果うまく取れていたが、撮影に気が取られて運動会を楽しめないのが少し残念だ。

隣の小学校の運動会では撮影も大変そうだった。人数が多いため撮影のための場所取りも必要で、脚立などを持ち込んで撮影している人がたくさんいた。そこで発見したのが、前記した悩みを解決できそうなツールを使っている人だ。アマゾンで探してみた。


写真ではカメラ2台だが、運動会ではビデオとカメラをこのツールに固定して使っていた。なるほど、これならビデオとカメラで同時に被写体を追える。来年の運動会には導入しようと心に決めた。

私の住む地域では子どもの通う小学校を選択可能で、マンモス校か少人数校が選ぶことができた。我が家は少人数の小学校を選択したわけだが、それぞれにメリット、デメリットがあると思う。運動会だけを考えると少人数校の方が断然良い。というか楽だ。

これから運動会を控えているお父さん。ファイト！！

（岳）

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