雑談力

最近は仕事でお客様とお話させて頂くことが多くあり、そんな中で自分に特に不足していると感じる能力がある。それがタイトルにもしている「雑談力」だ。

お客様とお話をする中で雑談は非常に重要である。
初めてお会いするお客様であれば、雑談を通して自分というものを知っていただくこともできるし、すでに何度もお会いしているお客様でも場を温める、という意味で雑談を交えると打ち合わせ、お話しがスムーズに進みやすい、ということもある。
そもそも打ち合わせの場などで無言の時間ができてしまうのはとてもつらいものだ。
そのようなつらい時間を生み出さないためにも、打合せをスムーズに進めるためにも、「雑談力」はビジネスの場において非常に重要な能力である。

ところが自分を振り返ってみると、お客様との会話の中で雑談がほぼできていない。ついついいつもすぐに本題の目的をお話し、それ以上の話題が出てこないのである。自分の目的を達する、という意味だけで見るとそれでもよいのかもしれない。
しかし、ひょっとしたらお客様は今困っていることを抱えていて、誰かに手伝ってほしいと思っているかもしれない。ひょっとしたら自分がそのお力になれるかもしれない、そんな可能性を引き出すことができていないのである。

できていない理由はいくつかあるとは思う。そもそも自分が口下手だ、というのもあるとは思うし、「こんなこと言っていいのかなー」と悩んでしまう部分もある。しかし何よりもネタが思いつかないのである。

先輩や上司と一緒にお客様を訪問すると、雑談をうまく使いながらお客様からお話を引き出している。彼らの話を参考にしてみると、身の回りのこと、最近のこと等、どのようなことでもネタとし、雑談のきっかけとしている。さらにその上でお仕事の話に繋げていく。お客様も楽しそうにお話をしてくれており、まさしく「雑談力」の高さを思い知らされる。

まずは自分も雑談のネタとして、普段の生活の中で身の回りのこと、最近の出来事をストックしていってみよう。
さっそくひとつ…。
「私、最近会社のブログ書いたんですよー！」
(阪)

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