前回の続き。
あれだけの痛みと気持ち悪さに耐えたのに、石が残っとる!
---
医「かなり硬かったようですね」
照「ほうほう」
医「でもサイズは小さくなりました」
照「え?(素人には分からんぞ?)」
医「少し様子を見ましょう。」
照「縄跳びを続けます(キリッ」
衝撃波は(照)の身体を確かに貫いた。だが、さすがラスボス級の石である。そう簡単には砕けてくれない。「人間よ、我はそんなに簡単には屈せぬぞ!」とでも言わんばかりだ。いや、そこは砕けてくれよ。
じわじわと我が家の家計にダメージを与え続ける石。このままでは夏休みに帰省する費用も削り取られてしまう。何とか出て行ってくれないかなぁ、なんて考えながら千回を目標に縄跳びを続ける休日を過ごす。たまに二重跳びやあや跳びを交ぜてみるが、昔は余裕でできた二重跳びが2回くらいしかできなくなっていた。さすがアラフォー。
処置後から出て行くことを拒否している石。本来であれば尿と一緒に出て行ってもいいはずだ。どうしたものかと思案していると奥さんからこんな一言。
妻「もう面倒だからもう1回やったら?」
確かに。治療の説明を受ける際も「5.石が硬いと一度で割れないかも」と言っていた。そんなときはもう一度衝撃波をあてるとやっつけることができるようなのだ。が、(照)は悩んでいた。問題は前回一泊二日の入院で約85,000円を持っていかれた費用である。鋼の錬金術師(小さい兄)的に言うと「向こう側(病院)に持っていかれた~~~~~!!!!(治療費)」だ。だが健康になるのであれば決して高くはない(血涙)。これでラーメン食べ放題になるし。
もう一つは、必ず経過観察をする必要があるので最低でも一泊は必要。となると二日も休みことは難しいため金曜日に行うことになる。この忙しい時期に休んでしまっていいのか。上司に相談してみた。
(野)「ちゃっちゃとやってキレイな身体になってこいよ」
~三月の検査~
医「これがレントゲンですが・・・」
照「はい・・・(ゴクリ)」
水をいっぱい飲んだ。
休日(休出を除く)には縄跳びを跳んだ。
ラーメンは断った。
カップラーメンも断った。
一日一万歩を目標に歩いた。
晩御飯の時間を18:00~20:00の間に固定した。
ラーメンは本当に断ったんだ。
この時ばかりはまるで菩薩の心境だ。さぁ医師よ、結果を聞かせなさい。
医「石、動いていませんね・・・」
照「(泣)・・・もう一回処置してください」
医「今回は入院費だけになるはずです」
医「前回の治療の続きということになるので」
照「(何ぃ!?ラッキー!)では四月のこの日に」
照「(あ!この日は経営方針発表会だぞ・・・)」
照「お願いします!」
どうやら前回の治療で対象石が排出されていない場合は、その続きとして治療費はかからないようなのだ。新しくできたものであれば当然治療費は掛かるが。
二回目の入院のため余裕があり、提出する書類や持参するものはあっという間に用意ができた。入院する部屋や担当の看護師さんが違うだけで、概ね前回と同じ行動をトレースすることになった。前回と違う所は、痛み止めの注射を打たずに耐える、という点である。あの気分の悪さをもう一度体験するのであれば、一時間くらい痛みに耐えたほうがマシだ。
「痛み止め」というものは本当に素晴らしい発明であったのだと再認識するほど、衝撃波の痛みを耐えるのは大変だった。前回と同じく30分を過ぎた頃から「輪ゴムパチパチ」から「鞭でピシピシ」に変わる。鞭で打たれるのが好きな人にはご褒美かもしれない。あいにく私はそんな感情を持ち合わせていない。超痛い。その「鞭でピシピシ」も「先割れの皮の鞭でビシバシ」に変わる。打たれたことないけど。超絶痛い。一時間で終わるはずの処置が五分、、、十分、、、十五分、、、と時が過ぎても終わる気配がない。くそ、今回も痛み止めのお世話になるのか、と諦めかけたそのとき、「~~~シューーン・・・・」と装置が止まり衝撃波の放出が終わった。痛みに耐えてよくがんばった、おめでとう!
退院後1週間で尿と一緒に砂利のような砕かれた石が排出していった。これか!よく聞く「カラ~~ン・・・」というのとは違ったが少しサイズが大きいものも頑張って出ていってくれた。これは今回はストライクだよね?
~一ヶ月後~
医「これがレントゲンですが・・・」
照「はい・・・(ゴクリ)」
医「・・・石、きれいになくなりましたね」
照「ありがとうございます!」
医「体外にも排出されたようなので大丈夫だと思いますよ」
照「ありがとうございます!!」
医「これで終了です。お疲れ様でした」
照「ありがとうございます!!!」
二年弱の歳月を経て、(照)の体内から出て行った石。それは本当に長い戦いであった。食生活、特に私の場合は食べる時間に問題があった。深夜に帰宅して晩御飯を食べ、お風呂に入って寝るまでの時間が約一時間。食後から寝るまでに最低でも四時間は時間を空けないといけないということだ。食べるものもバランスの良い食事を心がけ、水分を多く取ることが肝要である。また、ミネラルウォーターの飲みすぎも良くないらしい。体内にミネラルがたまり、それが結石の原因となることが多くあるのだ。自宅ではよくミネラルウォーターを飲んでいたが、それ以来水道水を沸かしたお湯で作ったお茶を飲むようになった。
自分も若いと思っていたが確実に歳を重ねており、今年はアラフォーというかストフォー(※)だ。同世代の方々も気をつけていただきたい。
最後の検査で医師にこんなことを言われた。
医「まだ腎臓に1,2個石があるけどね」
医「小さいから自然に出て行くと思いますよ」
僕たちの戦いは、まだ始まったばかりだ!(打ち切り感
---終わり
※ストライクフォーティの略。今作った。決して波動拳を出すゲームではない。
(照)
moniswitch
今お使いの離床センサーがそのまま使える!
離床センサーのスイッチ入れ忘れ事故を防止する
スマートスイッチ
monipet
動物病院の犬猫の見守りをサポート
病院を離れる夜間でも安心
ASSE/CORPA
センサー、IoT、ビッグデータを活用して新たな価値を創造
「できたらいいな」を「できる」に
OSGi対応 ECHONET Lite ミドルウェア
短納期HEMS開発をサポート!
GuruPlug
カードサイズ スマートサーバ
株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
あれだけの痛みと気持ち悪さに耐えたのに、石が残っとる!
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医「かなり硬かったようですね」
照「ほうほう」
医「でもサイズは小さくなりました」
照「え?(素人には分からんぞ?)」
医「少し様子を見ましょう。」
照「縄跳びを続けます(キリッ」
衝撃波は(照)の身体を確かに貫いた。だが、さすがラスボス級の石である。そう簡単には砕けてくれない。「人間よ、我はそんなに簡単には屈せぬぞ!」とでも言わんばかりだ。いや、そこは砕けてくれよ。
じわじわと我が家の家計にダメージを与え続ける石。このままでは夏休みに帰省する費用も削り取られてしまう。何とか出て行ってくれないかなぁ、なんて考えながら千回を目標に縄跳びを続ける休日を過ごす。たまに二重跳びやあや跳びを交ぜてみるが、昔は余裕でできた二重跳びが2回くらいしかできなくなっていた。さすがアラフォー。
処置後から出て行くことを拒否している石。本来であれば尿と一緒に出て行ってもいいはずだ。どうしたものかと思案していると奥さんからこんな一言。
妻「もう面倒だからもう1回やったら?」
確かに。治療の説明を受ける際も「5.石が硬いと一度で割れないかも」と言っていた。そんなときはもう一度衝撃波をあてるとやっつけることができるようなのだ。が、(照)は悩んでいた。問題は前回一泊二日の入院で約85,000円を持っていかれた費用である。鋼の錬金術師(小さい兄)的に言うと「向こう側(病院)に持っていかれた~~~~~!!!!(治療費)」だ。だが健康になるのであれば決して高くはない(血涙)。これでラーメン食べ放題になるし。
もう一つは、必ず経過観察をする必要があるので最低でも一泊は必要。となると二日も休みことは難しいため金曜日に行うことになる。この忙しい時期に休んでしまっていいのか。上司に相談してみた。
(野)「ちゃっちゃとやってキレイな身体になってこいよ」
~三月の検査~
医「これがレントゲンですが・・・」
照「はい・・・(ゴクリ)」
水をいっぱい飲んだ。
休日(休出を除く)には縄跳びを跳んだ。
ラーメンは断った。
カップラーメンも断った。
一日一万歩を目標に歩いた。
晩御飯の時間を18:00~20:00の間に固定した。
ラーメンは本当に断ったんだ。
この時ばかりはまるで菩薩の心境だ。さぁ医師よ、結果を聞かせなさい。
医「石、動いていませんね・・・」
照「(泣)・・・もう一回処置してください」
医「今回は入院費だけになるはずです」
医「前回の治療の続きということになるので」
照「(何ぃ!?ラッキー!)では四月のこの日に」
照「(あ!この日は経営方針発表会だぞ・・・)」
照「お願いします!」
どうやら前回の治療で対象石が排出されていない場合は、その続きとして治療費はかからないようなのだ。新しくできたものであれば当然治療費は掛かるが。
二回目の入院のため余裕があり、提出する書類や持参するものはあっという間に用意ができた。入院する部屋や担当の看護師さんが違うだけで、概ね前回と同じ行動をトレースすることになった。前回と違う所は、痛み止めの注射を打たずに耐える、という点である。あの気分の悪さをもう一度体験するのであれば、一時間くらい痛みに耐えたほうがマシだ。
「痛み止め」というものは本当に素晴らしい発明であったのだと再認識するほど、衝撃波の痛みを耐えるのは大変だった。前回と同じく30分を過ぎた頃から「輪ゴムパチパチ」から「鞭でピシピシ」に変わる。鞭で打たれるのが好きな人にはご褒美かもしれない。あいにく私はそんな感情を持ち合わせていない。超痛い。その「鞭でピシピシ」も「先割れの皮の鞭でビシバシ」に変わる。打たれたことないけど。超絶痛い。一時間で終わるはずの処置が五分、、、十分、、、十五分、、、と時が過ぎても終わる気配がない。くそ、今回も痛み止めのお世話になるのか、と諦めかけたそのとき、「~~~シューーン・・・・」と装置が止まり衝撃波の放出が終わった。痛みに耐えてよくがんばった、おめでとう!
退院後1週間で尿と一緒に砂利のような砕かれた石が排出していった。これか!よく聞く「カラ~~ン・・・」というのとは違ったが少しサイズが大きいものも頑張って出ていってくれた。これは今回はストライクだよね?
~一ヶ月後~
医「これがレントゲンですが・・・」
照「はい・・・(ゴクリ)」
医「・・・石、きれいになくなりましたね」
照「ありがとうございます!」
医「体外にも排出されたようなので大丈夫だと思いますよ」
照「ありがとうございます!!」
医「これで終了です。お疲れ様でした」
照「ありがとうございます!!!」
二年弱の歳月を経て、(照)の体内から出て行った石。それは本当に長い戦いであった。食生活、特に私の場合は食べる時間に問題があった。深夜に帰宅して晩御飯を食べ、お風呂に入って寝るまでの時間が約一時間。食後から寝るまでに最低でも四時間は時間を空けないといけないということだ。食べるものもバランスの良い食事を心がけ、水分を多く取ることが肝要である。また、ミネラルウォーターの飲みすぎも良くないらしい。体内にミネラルがたまり、それが結石の原因となることが多くあるのだ。自宅ではよくミネラルウォーターを飲んでいたが、それ以来水道水を沸かしたお湯で作ったお茶を飲むようになった。
自分も若いと思っていたが確実に歳を重ねており、今年はアラフォーというかストフォー(※)だ。同世代の方々も気をつけていただきたい。
最後の検査で医師にこんなことを言われた。
医「まだ腎臓に1,2個石があるけどね」
医「小さいから自然に出て行くと思いますよ」
僕たちの戦いは、まだ始まったばかりだ!(打ち切り感
---終わり
※ストライクフォーティの略。今作った。決して波動拳を出すゲームではない。
(照)
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今お使いの離床センサーがそのまま使える!
離床センサーのスイッチ入れ忘れ事故を防止する
スマートスイッチ
monipet
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病院を離れる夜間でも安心
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センサー、IoT、ビッグデータを活用して新たな価値を創造
「できたらいいな」を「できる」に
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株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業