きっかけは全く分からないが、私が娘と同じくらいの歳にスイミングスクールに通っていた。幼稚園の年長クラスから通い始めたようだ。その当時の習い事ランキングの上位に入っていたとは思うが、私と同世代の方々、如何だろうか?
よくある屋内の温水プール(25m×8レーンくらい?)で、通い始めた頃は両腕に開封前の荷造り用のヒモのような浮力の高いものを撒きつけ、子供でも溺れない状態で浮きつつ、インストラクターに手を引かれながら水に顔をつけたり、スーパーのお菓子売り場で駄々をこねる子供のようなバタ足をやってみたり、水に慣れることがメインだったと記憶している。経営者側としては、「継続的に月謝を払ってもらえるようにするには、どんな指導(サービス)をすればいいかな?」なんてことを日夜考えていたに違いない。
そのスイミングスクールには「級」制度があった。スクールの入り口横に掲示された札に名前がぶら下がっていて、各自が何級か一目で分かるようになっている。ちょうど道場にある「師範」「師範代」みたいなやつ。SSS、SS、S、A、みたいなランク付けがされていた。学年や経験年数ではなく、純粋にどの種目をどれくらいのタイムで泳げるか、ということが基準だったようで、二ヶ月に一度程度の「進級テスト」があった。どれだけ早く上の級に行けるかが当時の練習を続けるモチベーションだった。SSSって何だろう?オリンピック狙う感じ?よく知らないけど。
小学生になると学校から帰ってすぐに友達と遊ぶくらい、当時はアグレッシブだった(照)少年。毎週2回のスイミングスクールが段々と煩わしくなってくる。でも、練習も続けたい気持ちもあり、このまま辞めたいとは思わなかったので親に相談(という名の子供特有の言い訳オンパレード)をした結果、「週1回にする」という無難な着地点に至った。
クロール、背泳ぎ、平泳ぎ、までは難なく覚えることができたし、そこそこタイムも良かった。なので3年生では珍しく、上級生が多いクラスに混じってレッスンを受けていて、中でも平泳ぎは得意だった。平泳ぎは腕も足も水を掻く際に抵抗が大きく、一番スピードが出ないと言われている。周囲はクロールのスピードを上げることが目標だったようだが、当時の(照)少年は背も低く牛蒡みたいな身体だったので、他の人と比べると幾分か抵抗が少なかったのかな?平泳ぎでは絶対に負けたくない、と思いながらどうすればもっと速く泳げるようになるのか毎週インストラクターにアドバイスをもらっていた。
ある程度泳げるようになると、バタフライを練習することになる。そして、このバタフライが私の水泳人生を見事に狂わせた。何が狂わせたかって?全然前に進まないのだ。
バタフライはバタ足ではなくドルフィンキック。両足をしならせながらイルカの様にキックして進む。しかし、(照)少年のドルフィンキックでは推進力が足りないため、どんどん足が水中に落ちていく。腕で水を掻くタイミングとドルフィンキックのタイミングが全く合わない。そのためブレスをするために頭をあげても水から顔が出てこない。ということは、自分では顔を上げているつもりでブレスをしてもそこはまだ水中。空気を吸おうとして水を大量に体内に取り込む。むせる。これを25mプールで何度も繰り返すため、泳いでいるのか立ち止まっているのか溺れているのか分からない。ね?イヤになるでしょ?笑
昇級するにはバタフライの成績も必要になってくると言われ、モチベーションとしていたものがサラサラと崩れていった。
練習すればいいじゃない、と親は言う。今では動画を見て確認することができるが、バタフライがどうやって前に進むのかメカニズムが全く分からない。本を読んでみる、インストラクターに聞く、当然やりましたよ。それでも上達しないのは、バタフライに関しては上半身と下半身をつなぐ線がまだ繋がっていなかったのではなかろうか。あ、センスもね。
結局、小学4年生でスイミングスクールは辞めてしまった。が、ここまではやり切ったと満足している。
で、大人になった(照)だが、やっぱりバタフライは前に進まない。いつ線が繋がるのかしら?
(照)
moniswitch
今お使いの離床センサーがそのまま使える!
離床センサーのスイッチ入れ忘れ事故を防止する
monipet
動物病院の犬猫の見守りをサポート
病院を離れる夜間でも安心
ASSE/CORPA
センサー、IoT、ビッグデータを活用して新たな価値を創造
「できたらいいな」を「できる」に
OSGi対応 ECHONET Lite ミドルウェア
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GuruPlug
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株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
よくある屋内の温水プール(25m×8レーンくらい?)で、通い始めた頃は両腕に開封前の荷造り用のヒモのような浮力の高いものを撒きつけ、子供でも溺れない状態で浮きつつ、インストラクターに手を引かれながら水に顔をつけたり、スーパーのお菓子売り場で駄々をこねる子供のようなバタ足をやってみたり、水に慣れることがメインだったと記憶している。経営者側としては、「継続的に月謝を払ってもらえるようにするには、どんな指導(サービス)をすればいいかな?」なんてことを日夜考えていたに違いない。
そのスイミングスクールには「級」制度があった。スクールの入り口横に掲示された札に名前がぶら下がっていて、各自が何級か一目で分かるようになっている。ちょうど道場にある「師範」「師範代」みたいなやつ。SSS、SS、S、A、みたいなランク付けがされていた。学年や経験年数ではなく、純粋にどの種目をどれくらいのタイムで泳げるか、ということが基準だったようで、二ヶ月に一度程度の「進級テスト」があった。どれだけ早く上の級に行けるかが当時の練習を続けるモチベーションだった。SSSって何だろう?オリンピック狙う感じ?よく知らないけど。
小学生になると学校から帰ってすぐに友達と遊ぶくらい、当時はアグレッシブだった(照)少年。毎週2回のスイミングスクールが段々と煩わしくなってくる。でも、練習も続けたい気持ちもあり、このまま辞めたいとは思わなかったので親に相談(という名の子供特有の言い訳オンパレード)をした結果、「週1回にする」という無難な着地点に至った。
クロール、背泳ぎ、平泳ぎ、までは難なく覚えることができたし、そこそこタイムも良かった。なので3年生では珍しく、上級生が多いクラスに混じってレッスンを受けていて、中でも平泳ぎは得意だった。平泳ぎは腕も足も水を掻く際に抵抗が大きく、一番スピードが出ないと言われている。周囲はクロールのスピードを上げることが目標だったようだが、当時の(照)少年は背も低く牛蒡みたいな身体だったので、他の人と比べると幾分か抵抗が少なかったのかな?平泳ぎでは絶対に負けたくない、と思いながらどうすればもっと速く泳げるようになるのか毎週インストラクターにアドバイスをもらっていた。
ある程度泳げるようになると、バタフライを練習することになる。そして、このバタフライが私の水泳人生を見事に狂わせた。何が狂わせたかって?全然前に進まないのだ。
バタフライはバタ足ではなくドルフィンキック。両足をしならせながらイルカの様にキックして進む。しかし、(照)少年のドルフィンキックでは推進力が足りないため、どんどん足が水中に落ちていく。腕で水を掻くタイミングとドルフィンキックのタイミングが全く合わない。そのためブレスをするために頭をあげても水から顔が出てこない。ということは、自分では顔を上げているつもりでブレスをしてもそこはまだ水中。空気を吸おうとして水を大量に体内に取り込む。むせる。これを25mプールで何度も繰り返すため、泳いでいるのか立ち止まっているのか溺れているのか分からない。ね?イヤになるでしょ?笑
昇級するにはバタフライの成績も必要になってくると言われ、モチベーションとしていたものがサラサラと崩れていった。
練習すればいいじゃない、と親は言う。今では動画を見て確認することができるが、バタフライがどうやって前に進むのかメカニズムが全く分からない。本を読んでみる、インストラクターに聞く、当然やりましたよ。それでも上達しないのは、バタフライに関しては上半身と下半身をつなぐ線がまだ繋がっていなかったのではなかろうか。あ、センスもね。
結局、小学4年生でスイミングスクールは辞めてしまった。が、ここまではやり切ったと満足している。
で、大人になった(照)だが、やっぱりバタフライは前に進まない。いつ線が繋がるのかしら?
(照)
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今お使いの離床センサーがそのまま使える!
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横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
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