魔法使い

こんにちは。パンダさんです。

もう11月のブログ当番の日です。早すぎます。「時を戻そう」と言いたくなります。流行語大賞のニュースを見ると年の瀬を感じますね。
突然ですが、このショートカットが何を意味するか分かりますか？

Alt + F4

正解は「アプリケーションの終了」です。
試しにどうぞやってみて下さい。ExcelでもChromeでもsakuraエディタでも実行中のファイル閉じます。あ、保存し忘れにご注意を。そこは自己責任でお願いします。
では次のショートカット。

Ctrl + P

正解は「印刷」。これは簡単だったかな。では次。

Ctrl + 左クリック

正解は「新画面で起動」。ブラウザで表示されているURLに対してこの操作をすると、画面遷移ではなく新タブ、新画面で起動します。では次。

Windows + Shift + S

正解はWindows10標準アプリ「切り取り＆スケッチ」の起動。スクリーンショット(画面ショット)を撮る為のものですね。では次。

Windows + G

これは「ゲームバー」の起動。画面の動画を撮る為のもの。マイクロソフトのゲーム機Xboxのマークが出るので、おそらくゲーム動画を撮る目的で生まれたのかな。もちろんゲームではない画面の録画も可能です。

とまぁ、いくつか書いたのは、ほぼ「脱マウス最速仕事術」という本からの引用です。「マウスに手を持っていく時間無駄だよね。ショートカットをフル活用してキーボードに手を置く時間を増やし仕事の速度を上げよう。」といった趣旨の本。

IT屋として長く生きてきたので知っているショートカットも多かったのですが、ShiftやCtrlの意味、左手のホームポジションなど、「なるほどねー」と思う内容でした。巻頭のショートカットキーMAPがオススメ。覚えたら黒塗りすれば自分の理解度も測れる。

PC使うお仕事で、使うのはほぼキーボードだけな人周りにいますか？あ、Linuxの様なコマンドベースは当然そうなので除外します。WindowsやMacなど画面操作ベースなのにキーボードだけ使う人です。

パンダは過去に一人いたのを思い出しました。その人は頭の回転がべらぼうに速く、手の動きも速かった。ノートPC(ThinkPad)にマウスを付けておらず、マウス操作はキーボード中央の赤ポチ。でもそれもあまり使っていない。

彼の画面操作をプロジェクターなどで見るときはよく「魔法か？」と思っていました。エクスプローラーのフォルダ移動、Excelファイルの新規立ち上げ、表の作成、すべてが速い。喋りながらそれらをこなす。キーボードが体の一部になっているというか、脳とPCが直結している感じ。きっと脳神経の電気信号がPC内に到達しているのだろうなと思っていました。

某アニメで「Wizard級のハッカー」という単語が用いられますが、正にそれに近い感覚。磨かれたスキルは一般人から魔法のように見える、という体験をしたのを思い出した次第です。

あれから10年過ぎました。はたして今の自分は、過去の自分から「魔法使い」に見えるだろうか。「固定観念にとらわれず、知識やスキルを日々アップデートする必要があるな。」とショートカットキーからそんなことを感じた秋の夜長でした。

では今月はこの辺でAlt + F4。

（パンダさん）

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