弊社ブログを閲覧いただいている皆さんこんにちは。
流石に3回目の投稿になっておっかなびっくりすることは無くなった(清)です。
前回・前々回と趣味全開の内容だったので、今回は少しテイストを変えて趣味半分真面目半分な内容にしてみようかと思います。
前回の投稿をご覧になっている方は薄々お気づきかとは思いますが、私はいわゆる戦国時代(日本の方です。中国の方はそんなに詳しくないです)が大好きで「好きな戦国武将」と聞かれた時に挙げるような武将も何人もいます。
その中でも特に大好きなのが
「戸次鑑連(※)」です。
……読めます?多分初見だとなかなか読めないような名前なのですがこれで「べっきあきつら」と読みます。
ただでさえ読めないのに、この武将の地元の方には「戸次川」と書いて「へつぎがわ」と読ませる川もあったりと非常にややこしいです。
ちなみに、某北海道発の演劇ユニットに所属している俳優さんの影響か「とつぎ」と読み間違えられることもありますが、この方の芸名の由来になっているお母さまの旧姓は「べっき」読みだったりします。
※一般的には「立花道雪」の名で知られていますが、どうやら本人は立花姓名乗ってなさそうであることと「道雪」が入道時の号であることを踏まえてここでは「戸次鑑連」で統一させていただきます
戸次鑑連は1513年に豊後国大野郡・藤北(今の大分県豊後大野市)に生まれ、同国守護をはじめとして北九州に広く影響力を及ぼした名門・大友氏の21代当主である大友義鎮(おおともよししげ。「宗麟」の号で有名なキリシタン大名)の重臣として活躍した武将です。
若い頃に落雷に遭った際、持ち合わせていた愛刀・千鳥を以って雷神を切り伏せたという「雷切」のエピソードでも知られていますが、大友家臣団の要としてその死の間際まで九州各地を転戦し続け、73年の生涯で自身が指揮した戦ではほぼ負け無しという凄まじい戦績で九州どころか全国的にも名の知れていた名将中の名将です。
なんと、あの武田信玄をして一度対面してみたいと言わしめたというエピソードも残っていたりします。
そのあまりの強さや先述のエピソードなどから「鬼道雪」や「雷神」などとも呼ばれており、戦国時代好きの中にはファンの多い武将の一人でもあります。
(娘の誾千代(ぎんちよ)や義理の息子の立花宗茂(たちばなむねしげ)、宗茂の実父である高橋紹運(たかはしじょううん)あたりも有名なので興味のある方は調べてみてください。南無三)
私もそんな戸次鑑連ファンの戦国時代好きの一人なのですが、決してその強さだけに惹かれた訳ではなく、考え方・理念にまつわるエピソードにも惹かれる部分があり、実は今の仕事に関する考え方にも影響していたりします。
惹かれたエピソードであったり言葉もいくつかあったりするのですが、その中でも一番心に残っているのが『名将言行録』やその原型となる『常山紀談』にも残されている
「武士に弱い者はいない。もし弱い者がいたとしたらそれはその者が悪いのではなく、大将がよく励まさない罪によるものだ」
という一文です。
(現代語訳が入っているので原文ママではありません。あしからず)
「部下が活躍できない時は上の人間が上手くモチベーションアップできていないのではないか」という現代社会でも通用するような考え方を、現代より遥かに上下関係が厳しく一兵卒の言なんぞ蔑ろにされてもおかしくないような中世社会で持っていたということを初めて知った時はそれこそ「雷に打たれた」ような衝撃を受けました。
(後から調べてみると似たようなことは結構色々な方が言ってるようでした。例えば今回のブログのタイトルは中国・北宋の頃に活躍し「唐宋八大家」と評された文人である蘇軾(そしょく)の『題連公壁』に記された同じような意味の言葉です)
「いつか自分がチームや組織を引っ張る立場になったら、この考え方を忘れないようにしよう」
…そう思い始めてから幾年月が経ち、(急な私事ではありますが)ついに私も昨年度から実際にチームを預かる立場となりました。
私自身の作業をこなしながらチームリーダとしてのタスクをこなすために時間の使い方を考えたり、それぞれ考え方や立場・個性が異なる各メンバとどう接すればいいだろうかと考えたりと頭を捻り続ける毎日です。
私が預かるチームは優秀なメンバが揃っており、本当に私には勿体無いくらい恵まれたチームです。
しかし「そんな優秀なメンバであっても自分の行動・判断ミスで燻ぶらせてしまうことになるかもしれないんだぞ」という私が大好きで畏敬する武将から学んだ教訓を胸に刻んで、これからもより良いチーム作りに向けて取り組んでいきたいと思っています。
…なんかこれまでのブログとは打って変わったテイストになっていましたが、今回はこれにて失礼させていただきます。
最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m
(清)
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株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(moniシリーズ)、それに農業も手がけるIT企業
流石に3回目の投稿になっておっかなびっくりすることは無くなった(清)です。
前回・前々回と趣味全開の内容だったので、今回は少しテイストを変えて趣味半分真面目半分な内容にしてみようかと思います。
前回の投稿をご覧になっている方は薄々お気づきかとは思いますが、私はいわゆる戦国時代(日本の方です。中国の方はそんなに詳しくないです)が大好きで「好きな戦国武将」と聞かれた時に挙げるような武将も何人もいます。
その中でも特に大好きなのが
「戸次鑑連(※)」です。
……読めます?多分初見だとなかなか読めないような名前なのですがこれで「べっきあきつら」と読みます。
ただでさえ読めないのに、この武将の地元の方には「戸次川」と書いて「へつぎがわ」と読ませる川もあったりと非常にややこしいです。
ちなみに、某北海道発の演劇ユニットに所属している俳優さんの影響か「とつぎ」と読み間違えられることもありますが、この方の芸名の由来になっているお母さまの旧姓は「べっき」読みだったりします。
※一般的には「立花道雪」の名で知られていますが、どうやら本人は立花姓名乗ってなさそうであることと「道雪」が入道時の号であることを踏まえてここでは「戸次鑑連」で統一させていただきます
戸次鑑連は1513年に豊後国大野郡・藤北(今の大分県豊後大野市)に生まれ、同国守護をはじめとして北九州に広く影響力を及ぼした名門・大友氏の21代当主である大友義鎮(おおともよししげ。「宗麟」の号で有名なキリシタン大名)の重臣として活躍した武将です。
若い頃に落雷に遭った際、持ち合わせていた愛刀・千鳥を以って雷神を切り伏せたという「雷切」のエピソードでも知られていますが、大友家臣団の要としてその死の間際まで九州各地を転戦し続け、73年の生涯で自身が指揮した戦ではほぼ負け無しという凄まじい戦績で九州どころか全国的にも名の知れていた名将中の名将です。
なんと、あの武田信玄をして一度対面してみたいと言わしめたというエピソードも残っていたりします。
そのあまりの強さや先述のエピソードなどから「鬼道雪」や「雷神」などとも呼ばれており、戦国時代好きの中にはファンの多い武将の一人でもあります。
(娘の誾千代(ぎんちよ)や義理の息子の立花宗茂(たちばなむねしげ)、宗茂の実父である高橋紹運(たかはしじょううん)あたりも有名なので興味のある方は調べてみてください。南無三)
私もそんな戸次鑑連ファンの戦国時代好きの一人なのですが、決してその強さだけに惹かれた訳ではなく、考え方・理念にまつわるエピソードにも惹かれる部分があり、実は今の仕事に関する考え方にも影響していたりします。
惹かれたエピソードであったり言葉もいくつかあったりするのですが、その中でも一番心に残っているのが『名将言行録』やその原型となる『常山紀談』にも残されている
「武士に弱い者はいない。もし弱い者がいたとしたらそれはその者が悪いのではなく、大将がよく励まさない罪によるものだ」
という一文です。
(現代語訳が入っているので原文ママではありません。あしからず)
「部下が活躍できない時は上の人間が上手くモチベーションアップできていないのではないか」という現代社会でも通用するような考え方を、現代より遥かに上下関係が厳しく一兵卒の言なんぞ蔑ろにされてもおかしくないような中世社会で持っていたということを初めて知った時はそれこそ「雷に打たれた」ような衝撃を受けました。
(後から調べてみると似たようなことは結構色々な方が言ってるようでした。例えば今回のブログのタイトルは中国・北宋の頃に活躍し「唐宋八大家」と評された文人である蘇軾(そしょく)の『題連公壁』に記された同じような意味の言葉です)
「いつか自分がチームや組織を引っ張る立場になったら、この考え方を忘れないようにしよう」
…そう思い始めてから幾年月が経ち、(急な私事ではありますが)ついに私も昨年度から実際にチームを預かる立場となりました。
私自身の作業をこなしながらチームリーダとしてのタスクをこなすために時間の使い方を考えたり、それぞれ考え方や立場・個性が異なる各メンバとどう接すればいいだろうかと考えたりと頭を捻り続ける毎日です。
私が預かるチームは優秀なメンバが揃っており、本当に私には勿体無いくらい恵まれたチームです。
しかし「そんな優秀なメンバであっても自分の行動・判断ミスで燻ぶらせてしまうことになるかもしれないんだぞ」という私が大好きで畏敬する武将から学んだ教訓を胸に刻んで、これからもより良いチーム作りに向けて取り組んでいきたいと思っています。
…なんかこれまでのブログとは打って変わったテイストになっていましたが、今回はこれにて失礼させていただきます。
最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m
(清)
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