センス

美的感覚や感性をセンスと言ったりする。センスがあるとか、センスがないとか仕事をしていると結構いろいろな場面で登場する言葉ではないだろうか。

弊社はソフトウェア開発を生業にしてきたので、従来、「センスがある」と言うと、「（プログラミング）センスがある」という意味だった。採用でもセンスがありそう、なさそう、などはすべてプログラミングないしはソフトウェアに対する理解についてを表す単語だった。

しかし、現在の弊社はソフトウェアあり、生体センサーあり、物販あり、農業あり、またそれらを後方支援する業務あり、と多種多様な生業が生まれており、一概に「センスがある」と言っても従来通りに捉えることはできない。しいて言えば「(ビジネス)センスがある」ということになるだろうか。

私の勝手な理解だが、センスという言葉は気付きと工夫にリンクしている。

自分が気付いていないことに気付いたり、想像を少し超える対応を受けたときに「お、センスが良い」と思うのではないだろうか。

例えば、来週からゴールデンウィークだが、その先の夏休みを見据えて良い雰囲気のお店なんぞに予約を入れておくと、夏休みを迎えたときに「え、いつの間に予約したの？」なんて、そのセンスを褒めてもらえることだろう。この場合は相手の時間的な気付きの範疇を超えて準備しておくことでセンスを認めてもらえる例だ。（男性諸氏、この手は結構使えるそうです。：あくまで伝聞です。）

また雨が降っていた昨日、訪問させて頂いた会社の受付に
「XXX様、お足元の悪い中わざわざお越しいただきありがとうございます。本日はよろしくおねがいします。」と手書きで書かれたカードが置かれていた。ちょっとした工夫だが、センスが良いと思わないだろうか。


また美的感覚は個人個人で千差万別だが、ファッション評論家やファッションが好きすぎてしょうがない方たちのファッション自体が一般人には理解できない。何故だろうか。

またまた私の勝手な解釈だと、自分の理解を少し超えるモノはセンスが良いと感じる。だから真似る。そうすると、また少し理解を超えるモノをセンスが良いと感じて真似る。その内、自分が周囲の理解を超えようとして・・・という繰り返しをする内にいつの間にか一般人から乖離してました、ということではなかろうか。

デザインなんかを扱う人達は一般の人から見てセンスがあるように見えるのか、自分から見てセンスがあるように見えるのかはよくよく気を付ける必要がありそうだ。


たまには真面目に考察なんかしてみたりしても良いかなと思って書き始めたが、普段使わない脳の領域が活性化されてしまって頭から湯気がでそうだ。扇子であおいじゃおっかなー、なんて。

最後はダジャレかよ！

こういうのをセンスが無いって言うんです。（野）


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ここにいるよ

　犬の散歩に出かける公園にはリスが住んでいる。昨日の朝もリスは喉を悪くした鳥のような声で鳴いていた。鳴きながら枝を行ったり来たりするので、天敵に見つかってしまうのではないかとヒヤヒヤしてしまう。だが、考えてみれば、この地域にはリスの天敵になりそうな猛禽類はいなかったかな、と周囲の空を仰ぎ見たりしていると、鳴き声に誘われてだろう、鳴いているリスより少々小ぶりのリスが近づいてくるのが見えた。おそらく鳴いているのがオスで、近づいて来たのがメスだろう。春は出会いの季節というわけだ。
　
　祝い事は「仏滅」の日を避けるそうだが、わが社の所在地新横浜のホテルでは結婚式の予約が入らないこの仏滅の日を利用して大婚活合コンを開くという。５月４日がその仏滅合コンの日である。新横浜の３つのホテルをそれぞれ利用した合コンパーティが開かれるそうだ。２５歳から４５歳の女性が対象だという。ハローワークに採用募集する時に年齢制限を行うとおカミから厳しく制限無用の御沙汰があるが、こちらはきっちり制限を設けている。ストライクゾーンはやはりある程度絞られた範囲にあると言うことだろう。相手が公であれば不公平だと噛み付く女性もいるかもしれないが、こちらはまあ私の平和の祭典。イベント開催告知早々に女性部門は予約で一杯になり締め切られたそうだ。情報に敏感で活発に活動するのは昔から男性より女性のほうが一枚も二枚も上手だ。
　
　仏滅合コンの翌日はこどもの日。わが社では日産スタジアムで行われるフリーマーケットに出店する予定だ。帆船日本丸の脇で開催されたフリーマーケットに昨年出店し、わずかだが売れ残ってしまった商品が倉庫に残っている。これらを６月の移転時に引越し荷物として運ぶのは無駄だろうという声が上がった。ではもう一回フリーマーケットに出店して、移転前の不用品整理も合わせてやってみるか、となったわけである。前回の出店では女性陣が大活躍してくれたのだが、今回は連休中ということもあり予定の調整に手間取ったのか、支援の手を最初に挙げてくれたのは男性社員だった。女性に負けずに活発な活動をしている男性もいないわけではないということだ。
　当日は同じ場所で「JA全農杯チビリンピック2012」というイベントも開催されるという。高橋尚子さんや工藤公康さんなどスポーツイベントらしいゲストがやってきたり、JAが主催だけあって地方の農業系キャラクターの着ぐるみが総動員される。スポーツイベントらしいゲストと言っていいかどうかわからないが、例えばアニマル浜口さんなどもいらっしゃるという。フリーマーケットに気合が入りそうだ。地方の農業系キャラクターとは何かを説明するのは難しい。青森お米大使、茨城いばちゃん、岩手赤鬼、愛媛おれんじぇる、岡山マスキャット、岐阜米の里、島根きぬむすめ、長崎かさべこくん、山口はなっこりん、山口よねちゃん等、かなり奇天烈な着ぐるみ達である。
　
　春は出会いの季節だ。誰かにくっついて行ってみるのでもかまわない。世間に向けて声を発する何かをやってみるのは面白いと思う。どこかに天敵が潜んでいる可能性は常にあるわけだが、自分がそこにいて精一杯生きていることを示すためにはやはり、枝を行ったり来たりして声を上げるリスのように「ここにいるよ」「これが僕だよ」「これがあたしだよ」と言ってみるべきだろう。あなたを理解して心から応援してくれる誰かはきっといる。（三）
　

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MEDTEC Japan 感想

　つい二日前のブログで「MEDTEC Japan」に出展していること、出展内容を紹介させていただいた。一昨日、昨日と私も「MEDTEC Japan」に説明役として参加していたので、今回のブログではその感想を書かせていただこうと思う。

　今回の展示会では弊社ブースに思った以上のお客様に訪れていただき、興味を持って話を聞いていただくことができた。まずはこの場を借りて訪れていただいた方々にお礼を言いたい。また、今回出展した「MEDTEC Japan」は医療分野の展示会ということもあり、かなり医療分野に詳しい方々に訪れていただくことができた。そのことで逆にこちらが学ばせていただくことも非常に多く、様々な意見をいただくことができた。そういった意味でも今回MEDTECに参加出来たことは非常によい経験であった。

　とまあここまでは非常にまじめな感想ばかりを書かせていただいたが、ここからは少し個人的な感想を書かせていただきたい。まずはやはり個人的な感想として1番目に出てくるのは「疲れた～」というところだろう。なにせ2日間それぞれ約8時間ほど立ちっぱなしである。足腰にはかなり疲れがたまった。これは普段の運動不足が響いているのかもしれないが、この二日間は帰りの電車の中で立っているのが結構つらかった。
　また、どうも私はタイミング悪く今週初めから少し風邪をひいてしまっていたようで、当日は咳止めを飲んでいなければ咳が出てしまうような状況であった。そんな状況で説明のためにしゃべり続けていたのが悪かったのだろう。どんどん声がガサガサになってしまって、訪れていた方々には聞き取りにくい声でご迷惑をおかけしてしまった。

　今回の個人的な感想では「疲れた～」やら、「声が出なかった～」やら、そんなことばかり書かせていただいた。しかし、個人的にも普段接することのない分野の展示を見て回ったり、医療分野に詳しい方とお話しすることができて、非常によい経験であったと思う。「疲れた～」と言いながらでも参加して様々な方とお話しする機会が多くあり、よい経験となるので、今後の展示会でも説明役として参加していきたいと思う。（阪）


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絶滅(危惧)職業

　昨今、自然界では絶滅あるいは絶滅危惧種に指定される動植物があとを絶ちません。その原因は我々人間にあるのは言うまでもありません。

　しかし我々人間界でもIT化の急速な進歩により、生活は日々便利になっていますがその反面、絶滅したり、しそうな職業が結構多いことに気が付いてますか？

　皆さんはどのような職業が浮かんできましたか？

　私がいつも浮かぶ絶滅(危惧)職業は、駅の改札で右手に持った鋏をクルクル回しながら素早く切符を切っていた『切符きりの駅員さん』。そしてスーパーで左手に持った商品を読み右手でブラインドタッチで芸術的に価格を打ち込む『レジ打ちのおねえさん』ですね。

　この両職業は、我々IT業界の技術者たちが必死になって開発したスイカやバーコード(POSシステム)によってほぼ絶滅してしまった達人です。

　日本のどこかでまだ生息していたら、ぜひお会いしたいですね。

　更に絶滅の危機にさらされている職業があります。駅のホームに急ピッチで設置が進んでいる自動ドアの普及に伴い、横浜市営地下鉄や東京メトロ丸の内線、南北線からは車掌さんがいなくなってます。近い将来『出発進行～』の声が聞けなくなると思うと寂しいです。

　また携帯電話のおかげで、どこにいても連絡が取れ、営業職の私としては大変助かっています。しかしその副作用として悲しいですが、電話番号が全く憶えられなくなりました。カーナビも同じですね。『あ～道が憶えられない』。

　しかし、技術進歩により平和になったこともたくさんあります。例えば『チャンネル争い殺人』。各家庭にテレビが一台しか無かった時代によく勃発してましたが、最近は全く起こりませんね。良いことです。それから『キセル乗車犯罪』。これもパスモの出現によって壊滅されました。

　ちなみに日本の鉄道会社は年間で約4000億円の被害を被っていたらしいです。

　世の中はIT化により『便利』を手に入れましたが、失ったものも少なくないのではないのでしょうか。

　そういえば『Face To Face』が基本の営業職も、メールでの打ち合わせや提案が増えて、在席営業が徐々に幅を利かせてきた感がします。

　私から外回りを奪わないでぇくださぁ～い。(高)


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MEDTEC Japan

本日、私たちはパシフィコ横浜で開催されているMEDTEC Japanに出展しています。展示会では、HPでも紹介しているSmileSitterという見守りシステムを紹介しています。



SmileSitterは、「bio sync株式会社」が開発した生体センサーを利用してます。このセンサーの素晴らしい点は、いっさい利用者に触れずに生体情報をセンシングできることです。介護の現場でベットに設置する場合、このセンサーは布団やマットの下に設置することができるため、利用者は全く違和感なく利用できます。

私たちジェイエスピーはソフトウェア技術で協力し、「bio sync株式会社」と共にこのセンサーを利用した見守りシステムを開発しました。

見守りシステムは人を見守るシステムです。このシステムを必要とする分野で働く人は、普段あまりコンピュータを使わない人が多く、システムと言えば「難しい」というイメージを持つ人が多いのが現実です。

そこで私たちは、高機能で使いにくいシステムではなく、現場の声を聞き、現場の人にとって必要な機能をシンプルで使いやすくすることを目指して開発を進めてきました。まだまだ改良の余地はあると思いますが、良いものが出来てきたと思っています。

高齢化社会が進み、介護は大きな社会問題となりつつあります。私たちは、「介護する人の負担を減らし、介護される人の安心感を生むことができる。」そんな、みんなが笑顔になれる見守りシステム（SmileSitter）を目指しています。

「bio sync株式会社」では、介護分野に限らず、既に様々な分野でこのセンサーを用いたシステムの製品化を進めています。私たちジェイエスピーも、一緒にそれぞれの分野のニーズにあったソフトウェアを開発してきました。

今回、MEDTEC Japanでは、医療分野の方々から様々なご意見をいただけると思います。私たちジェイエスピーは、みなさんのご意見からニーズを探り、もっとたくさんの人を笑顔にしたいと思っています。

ご意見、ご興味をお持ちの方は是非、弊社ブースへお越しください。
ご来場をお待ちしております。

（岳）


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