ジオラマ（１７）

　昨日、本屋さんが「少年時代」70号を配達してくれた。４号ずつ組み立ててはこのブログで紹介してきた私であるから、本来なら68号が配巻された時にブログの記事にするべきであったが、まったくジオラマ製作から心が離れてしまった今、とてもそんな気にはなれず、封も開けずにそのままにしてあった。しかし、さすがに６号も未開封のまま積み上げられたのを見ると、ちょっと心が痛んだ。あれだけ熱中したものをこのまま埃をかぶらせるのもさすがに忍びない。やっとそんな気にもなったので、とりあえず封だけは切ることにした。


　しかし、65号から70号までは付録が退屈だ。すべてフィギュアだなんて面白くない。いくら町並みはほとんどできあっていると言っても、フィギュアで何号もお茶を濁すなんて少々横暴だ。これなら全75巻ではなく、65巻ぐらいにした方が充実した気がする。（まあ、75巻の書籍代をもらわなければ、出版社としてはペイできないのかもしれないが・・)


　たしかに、これだけ大量のフィギュアをジオラマの町並みに配置したらさぞや賑々しくなるだろう。でも、さすがに総勢70体以上ともなると、かなりの時間がかかるだろうし、細かな作業だから神経も使うだろう。そう思うと、とても現在の状況ではそんな気力が湧いてこない。今しばらくほかっておいて、最後の75巻目を手にしてからゆっくり作っていったほうがいいように思う・・。

　第一今の私は一つのことに集中できる時間がきっと短いに違いない。その証拠に本を読みたいという気がまったく起こってこない。読みたい本がないというのも理由ではあるのだが・・。