★ 中学校の期末テストが24日まで。「起きて、授業の準備をして、授業をして、寝る」というハードなルーティーンワークが続く。とりあえずあと2日間。
★ 11日14日付「朝日新聞」、「現論」のコーナーに、保阪正康さんが「危急の時代と指導者の姿勢」と題する文章を寄せられていた。
★ 岸田文雄内閣の支持率下落を受け、「支持されない」理由を考えている。面白いのは昭和10年代の9人の首相を分類しているところ。
★ 「状況に流されて眼前の強硬論しか考えない東条英機型」「哲学、思想はあるが優柔不断な近衛文麿型」「迂回しながらも政治目標の完遂を目指す鈴木貫太郎型」
★ 「信念欠如、思想欠如の無気力型」。9人の首相のうち6人がこのタイプに入るという。それぞれの時代背景があるので、この分類には異論もありそうだが、類型化しているのは面白い。
★ ところで、岸田首相。保阪氏によると東条型だという。その理由は、「自分と周囲の利害得失でしか物事を判断しない。人事で有能の士を遠ざける。大局よりも小事にこだわる」と手厳しい。
★ かつて「聞く力」で総裁選に勝った岸田氏だが、裸の王様になってしまったのか。辞任ドミノが求心力を弱めているのか、求心力の翳りが辞任ドミノを引き起こしているのか。
☆ 雑文にて。