★ 冬期講座4日目。前半戦が終わる。明日、あさっては自習室を開放。家では集中できない受験生に使ってもらう。
★ 今日も短い作品。柚月裕子さんの「チョウセンアサガオの咲く夏」(角川文庫)から「原稿取り」を読んだ。
★ 大御所作家の玉稿を待っている編集者。遅筆の先生に何とか仕事をしてもらって、最終電車で帰り、翌朝出稿しなければいけない。編集長からは「死んでも原稿を貰って来い」と脅迫めいたハッパをかけられている。
★ 今の時代、メール送信やファックスがあるのに、手渡しを頑なに守るのは、大御所の流儀らしい。
★ 時間との戦い。冷や汗もので完成原稿を受け取り、最終電車に飛び乗った編集者だったが・・・という話。
★ シンプルなストーリーで、軽いオチで終わっている。それはさておき、原稿を巡る物語は松本清張作品を思い起こした。
★ この週末、奥田英朗さんの「オリンピックの身代金 下」、東野圭吾さんの「白鳥とコウモリ 上」を読み終えたい。百田尚樹さんの「永遠の0」、垣根涼介さんの「君たちに明日はない」、立松和平さんの「光の雨」、山田宗樹さんの「黒い春」も読み進めたい。
★ 中でも「光の雨」「黒い春」が楽しみだ。