じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

柚月裕子「原稿取り」

2024-12-27 20:55:21 | Weblog

★ 冬期講座4日目。前半戦が終わる。明日、あさっては自習室を開放。家では集中できない受験生に使ってもらう。

★ 今日も短い作品。柚月裕子さんの「チョウセンアサガオの咲く夏」(角川文庫)から「原稿取り」を読んだ。

★ 大御所作家の玉稿を待っている編集者。遅筆の先生に何とか仕事をしてもらって、最終電車で帰り、翌朝出稿しなければいけない。編集長からは「死んでも原稿を貰って来い」と脅迫めいたハッパをかけられている。

★ 今の時代、メール送信やファックスがあるのに、手渡しを頑なに守るのは、大御所の流儀らしい。

★ 時間との戦い。冷や汗もので完成原稿を受け取り、最終電車に飛び乗った編集者だったが・・・という話。

★ シンプルなストーリーで、軽いオチで終わっている。それはさておき、原稿を巡る物語は松本清張作品を思い起こした。

★ この週末、奥田英朗さんの「オリンピックの身代金 下」、東野圭吾さんの「白鳥とコウモリ 上」を読み終えたい。百田尚樹さんの「永遠の0」、垣根涼介さんの「君たちに明日はない」、立松和平さんの「光の雨」、山田宗樹さんの「黒い春」も読み進めたい。

★ 中でも「光の雨」「黒い春」が楽しみだ。

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