じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

原子炉をめぐる指揮権

2011-03-26 10:16:10 | Weblog
★ 福島原発、緊急の措置として原子炉を海水で冷やしていたが、腐食や塩害を恐れるアメリカの強い要請を受け、真水注水に変えると言う。

★ 海水利用の問題は早くから指摘されていた。震災から2週間が経過し、真水が利用できる態勢がなんとか整ったというところだろう。

★ ただ気になるのは、今回の決定がアメリカ側の強い要請で行われたということだ。

★ 原子炉事故に関して、日本政府は指揮権を失いつつあるのではなかろうか。何をすればよいのか決断のできない状況に陥っているのではないか。あるいは最悪の事態が起こった時の責任を恐れているのだろうか。

★ 菅総理も枝野官房長官も「予断を許さない状況」を繰り返すだけで、解決策を持ち合わせていないようだ。

★ 福島県は放射能汚染の影響を考えて、田植えを延期するよう農家に要請したという。先の見えない戦いに不安は募るばかりだ。
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震災ー児童・生徒の被害

2011-03-26 09:59:25 | Weblog
★ 朝日新聞によると東日本大震災で犠牲になった児童・生徒の数は184人、そして885人が行方不明だと言う。

★ 子どもを亡くされたご家族のご心痛は想像を絶する。子どもたちを守れなかった学校関係者の無念さも想像に余りある。

★ 教職員も14人が殉職し、56人が行方不明だと言う。

★ こうした数字を見ても今回の震災がいかに悲惨であるかがわかる。

★ 残された震災孤児の将来も気にかかる。ロート製薬は役員報酬の10%を返納し、震災孤児の支援等に使うと言う。すばらしいと思う。

★ 「子ども手当」をめぐる論議が盛んだが、政治が政策の優先順位を決める営みであるとするなら、まずはこうした震災孤児の将来に不安がないように行き届いた支援をして欲しいものだ。

★ 今なお続く避難所生活。映像に映し出されるのは施設のロビーなどを使った雑魚寝の現状。いつになったら普通の生活ができるのか、見通しがたたない不安。

★ 昨日のニュースで、被災に会われたおばあさんが、自ら被災したのに援助してもらって「申し訳ない」と何度も繰り返されていた。そして「若い人が亡くなっているのに申し訳ない。しかし生き残った人間の責任だから・・・」といった話を涙ながらにされていた。胸を打たれた。

★ 現実は厳しいが、生きている人間はそれを乗り越えていかねばならない。周りの者は支援していかねばならない。 
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高レベルの放射線被曝

2011-03-25 23:14:43 | Weblog
★ 福島原発で被曝した作業員、受けた放射線は2~6シーベルトに達すると言う。

★ 放射線は6~7シーベルトが致死量と言うから、相当高レベルの放射線を被曝したことになる。

★ 放医研の記者会見によると被曝した作業員は近々退院すると言うから、なんらかの配慮がないなら、高レベルの放射線被曝にもかかわらず、傷が浅くて良かった。

★ それにしても、放射線探知の警報がなったにもかかわらず、警報器の故障だと思ったという説明はすぐには信じられない。3人の作業員の警報装置が3つとも故障することなどあるものだろうか。

★ 何か理由があるのではないかと勘繰りたくなる。

★ 原発で何が起こっているのか。わからないことが多すぎる。
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「レベル6」へ

2011-03-25 13:31:23 | Weblog
★ 福島原発事故は、3号機の原子炉に破損があるらしい。原子炉自体に破損があると原子炉を冷やすためにたとえ注水しても、効果があがらないばかりか、放射能に汚染された大量の水が外部に放出されることになる。

★ 放射能の放出は長期化の傾向で、スリーマイル島原発事故を超える「レベル6」と評価されるのも時間の問題だ。

★ 政府は原発から20㎞~30㎞の屋内退避地域に対しても自主避難を促すという。「自主避難」というのも随分曖昧な表現だ。「あとは自己責任で」と言うことか。政府の責任逃れとも受け止められてイヤな感じだ。

★ 長期戦となりそうな原発事故。そして電力不足の長期化。政府は夏の電力需要の増大に備えて対策を考え始めた。今のような計画停電が続けば、企業活動や国民生活は大きな影響を受けそうだ。

★ 最も有効なのは東日本からの一時退避ではなかろうか。

★ かつて関東大震災のときは、東京の人口が減少し、しばらくは大阪が日本第一の都市になっていたという。

★ 企業も人々も可能な限り西日本に疎開し、電力需要を減らせないだろうか。そうすれば東日本の生活も少しは楽になるのではなかろうか。

★ 「震災が好都合」などと言う不届きな地方議員がいたが、それはともかく、前向きに考えることは必要だ。

★ 少なくともここ数年は日本全体で耐え忍んで復興に頑張らなければならない。
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原発作業員が被曝

2011-03-24 22:57:50 | Weblog
★ 福島原発でケーブル敷設の作業をしていた東京電力関連会社の作業員が被曝をしたという。ベータ線熱傷ではないかと言われている。

★ 平時なら、被曝や大気、水質、土壌の放射能汚染だけで大問題だが、2万人以上の死者・行方不明者を出している中で、何もかもが通り過ぎていく感じがする。

★ 震災から2週間。感覚がマヒしてきたのだろうか。

★ 原発は一進一退ながら、各方面の懸命な努力によって、少しずつ良い方に向かっているようだ。しかし、いったん放出された放射性物質は回収できない。長い期間、私たちは放射能と共存していかねばならないようだ。

★ 福島原発周辺では30㎞以内の屋内退避地域も地域からの退避をするか検討に入ったという。政府が発表している以上に放射能汚染は深刻なようだ。

★ そして、こうしている今も日本列島他の地域では原子力発電所が動いている。東日本の現状は明日のわが身かも知れない。

★ 福島原発では多くの作業員が危険の中で作業されている。作業員の被曝を伝える東京電力の会見は、詳細は調査中ばかりで、要領を得ないものだった。下請け任せの企業体質の象徴なのだろうか。

★ 作業員の方の被曝が軽傷であることを祈りたい。
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複合災害、次は何か

2011-03-24 00:11:51 | Weblog
★ 地震、津波に始まる複合災害。原発事故、電力不足、急激な円高、買いだめによるモノ不足、放射能による農作物、海産物、水道水、土壌の汚染、風評被害、経済危機、連鎖倒産・・・。

★ 毎日何かが起こっている。明日は何が起こるのやら。

★ 水道水汚染のニュースが伝わるや、ミネラルウォーターは瞬く間に店頭から消えたという。

★ 大規模な事故やテロが起きませんように。ましてクーデターなど起こりませんように。富士山が噴火しませんように。外国が侵略しませんように。疫病が流行りませんように。

★ 何が起こってもおかしくない。何が起ころうとも立ち向かっていかねばなるまい。
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震災被害は25兆円

2011-03-23 19:02:02 | Weblog
★ 内閣府は今回の震災被害を25兆円と算出した。

★ 原発事故やその後の風評被害もあるから、この額はまだ増えそうだ。

★ さてこの25兆円。やがては日本人全体が頑張って払っていかなければならないけれど、国家予算のおよそ4分の1。この予算も半分は国債で賄っているから、歳入を40兆余りとすると、その6割以上の損害と言うことか。

★ 失ったものを悔やんでも仕方がない。当面は復興国債10兆円。そのあとは消費税の増税で補てんすることになるんだろうね。

★ 「ゆとり」も「バブル」も過去の夢となるねぇ。
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浄水場からも放射性物質

2011-03-23 15:35:53 | Weblog
★ 東京23区に水道水を供給している浄水場からも放射性物質が検出され、乳児への水道水の飲用を制限するように要請が行われている。

★ 放射能汚染が広がってきた。継続して飲み続けなければ直ちに健康に害を与えるものではないと言うが、モノが水だけに深刻だ。

★ 少し出回ってきたミネラルウォーターがまた品不足になりそうだ。

★ しかし、浄水場が汚染されているとなると河川や井戸水も心配だ。今のところ乳児に限り摂取制限が求められているが、放射能で汚染されているとなると、気持ちよく飲むわけにもいくまい。特に幼児や児童は人生先が長い。

★ 長期的に観測して癌発生の頻度が高かった、などと後から言われてもどうしようもない。

★ 東京電力は主要銀行に1.5兆円規模の融資を依頼したと言うが、果たして会社として残れるや否や。一時国家管理などと言う事態もあるかもしれないね。
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分都の必要性

2011-03-23 12:53:22 | Weblog
★ 東北関東大震災を見ていて分都の必要性を痛感している。

★ かつての首都機能移転計画はバブルの崩壊とともにすっかり冷え込んでしまったが、大きな施設などカネをかけない分都は危機管理上からも必要な気がする。

★ アメリカ合衆国ではまさかの時に備えて、大統領と副大統領は同席しないという。国家の首脳に事故があった時は誰がリーダーになるかはっきりと序列が決められているという。

★ 日本の内閣でも一応序列は決まっているが、全員が東京に集中している状況では万が一首都機能が失われたときに日本全体が無政府状態になってしまう。

★ そうした混乱はやがては知事などが協力して解消されるのであろうが、それには時間もかかりまた法的な根拠も危うい。

★ 日頃からの危機管理が必要だ。

★ 政府は万が一に備えて、政府機能の一部を分都すべきだ。そして国家議員でも上級の国家公務員でもいいから、国家の首脳に事故があった時、当面の危機対応ができるよに準備しておく方がよかろう。

★ 法的な整備、知事が国家権力を代行する仕組みなど整えておく必要があるのではなかろうか。

★ 分都の位置はどこがよいか。災害に強いところが良い。1つとするなら京都がふさわしい。内陸に位置し、災害にも強い。京都だけでなく、九州や北海道にもいざと言う時のために危機管理室を作れば盤石ではなかろうか。
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「しごと館」の活用

2011-03-23 12:48:32 | Weblog
★ 京都府精華町は閉館され売却を予定している「わたしのしごと館」を東北関東大震災の被災者受け入れ施設として活用する準備に入ったという。

★ 多額の税金が使われた無用の長物もこういったときに活用されれば、少しは役に立つというもの。居住施設として使い勝手が良いかはわかならんが、一時しのぎにはなろう。大いに活用して欲しいものだ。

★ 全国には今まで税金の無駄遣いで作られた施設がたくさんあるのではなかろうか。こうした時こそ、それを活用して欲しいものだ。
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