昨日はお仕事のちょっとしたお勉強会?でまた渋谷へ行って来ました。
いろんなことを習ったのですが
6年ぶりの復帰の私にとっては、どれもすごく新鮮で
(はっきり言ってほとんど忘れちゃってるのです)
ひとつひとつがとても興味深かったです。
そのなかでも「そうだった、そうだった!!」と改めて考えさせられたのが
「ファイナンシャルプラン」でした。
会社の経営者だとか、ファイナンシャルプランナーのような仕事をしている人だとか、
そういういつも経済を考えている人は別として
一般的には、
人生いくらかかって、生涯所得がこのくらいで…年金がこのくらいで…
老後の資金はこのくらいいる…
なんて普段から考えている人は、あまりいないのではないかしら…?
私がこの仕事をはじめたそもそもの始まりは
「老後を豊かに暮らすため」なのです。
(これを話すと「変わってる」と言われますが)
結婚してから漠然と、一生続く収入源を探してはいたのですが
それでも、きちんと金額でどれくらい必要なのか…なんて
把握していませんでした。
ただ、子供が巣立った後、夫婦で優雅に過ごしたい…
それだけだったの。
以前、このファイナンシャルプランを聞いたときも
「こりゃ、大変だ!」と思ったのに
普段の生活をしていると、すぐに忘れてしまうものなのですねぇ。
改めてお勉強できて、本当に良かったです。
昨日聞いたことを忘れないように簡単に復習…。
将来設計の中の経済的なことをあげてみると、
子供の教育費・養育費、子供の結婚資金、老後の生活費、介護費、死後の整理資金など
多額の出費場面はたくさんある。
まず、そのうちの老後について。
寿命を80歳として(男性の平均寿命)
定年が仮に60歳だとしても20年もまだ生きなきゃいけない…(笑)
現在の60歳の世帯の平均消費支出額から計算した老後の生活費は
月に28万円だそうです。
28万円×12ヶ月×20年=6720万円
これだけが、夫の定年後に夫婦二人のときに「生きているだけで」かかる金額。
でも、これ↑は夫婦が同じ年齢で、同じ年に死んだ場合であって、
通常は女性の方が寿命が長いので(ごめんよ、旦那)
妻が一人で生活する期間も考えないといけない。
うちの場合は私の方が5歳年下なので、旦那が定年したときにはまだ、キャピキャピの55歳。
そこから平均寿命の85歳までは、なんと、30年もあるのです~!!
一人で10年も暮らすなんて~!!
妻一人で暮らす期間の生活費は二人のときの70%くらいらしく、
月に23.1万円×12ヶ月×10年=2772万円
今思ったのだけど、旦那が生命保険にいくら入っているのか分からないけど
死んじゃったら遺産を分けなきゃいけないのよね。
半分は妻の取り分としても、6000万くらいは残してもらわないといけないのだ~!
そこまで考えてから死んでいってよね!となってしまうのです。
すごい金額だよね。
だって、これは生活するだけ…なのですよ~!
私の夢の老後の優雅な生活には程遠いわけです。
年金がいくら頂けるかわからないけど、
そのころはあまり年金もあてにはならないらしいし…。
これは今から節約して、めっちゃ働いてたくさん貯金するか、
本や歌で印税生活…しかないよねぇ。
もともと資産がある人は不動産収入という手もあるけど、
相続すると税金がっぽり取られるし…。
ほんと、深刻な問題です。
この老後の他に、最もお金がかかるのが教育費。
我が家もこの教育費にはまさに「すねをかじられまくっている」思いです。
私の回りの幼稚園ママたちは、まだ、こんなに教育費が大変だなんて
思ってないのよね。
私だってそのころ考えていた範囲をはるかに超えているんだもん。
そりゃ、塾にも行かせず、習い事もさせず、
子供は遊びが一番!と育てても良いし、
高校で終わりで働いてもらっても良いのだけど、
やはり、子供のやりたいことが出来る環境を作ってあげたい…と
親なら思うわけで…。(北の国から…風に)
それが子供一人ならなんとかなっても、うちはどういうわけか
子供好きでもないのに4人もいるのよねぇ。
昨日教えてもらった教育費のところの
子供一人あたりどれくらいかかるか…という表をみて、
「こんなのうそだ~~~!」と思ったくらい少なめに書いてあった。
それでもこんなにかかるのね~。
この際だから、のっけちゃいましょう。
(平成12年セールス手帳社「データ作成」参照)
| 公立 | 私立 |
幼稚園 | 44.4万円 | 81.0万円 |
小学校 | 166.5万円 | 516.9万円 |
中学校 | 116.4万円 | 314.9万円 |
高等学校 | 135.3万円 | 299.9万円 |
小計 | 462.6万円 | 1212.7万円 |
そして、大学です。↓(子供一人あたり)
| | 下宿した場合 |
国立 | 537.5万円 | 938.8万円 |
私立短大 | 401.4万円 | 650.0万円 |
私立文系 | 762.0万円 | 1146.1万円 |
私立理系 | 862.0万円 | 1246.1万円 |
私立医系 | 3144.0万円 | 3592.5万円 |
さて、あなたのお子さんの
総合計は?という感じです。
うちの
みりこは私立の幼稚園ですが、習い事が多いので
多分3年間で150万円はかかる予定だし(補助もほとんどもらえないし)
けんぴも
番人も小学校は公立だったけど、塾代がかかったので私立とあまり変わらなかったみたいだし、
まりぶだけがこの平均値に近いかもしれません。
(携帯代くらい払ってあげても良いかもね)
これは教育費であって、
養育費はまた、別。食事代、病院代、衣服代…考えると恐ろしいお金がかかっています。
これを払いながら貯金をがっぽり…は、無理ですよね。
それから、住居費。
賃貸マンションが仮に月に10万円として、
10万円×12ヶ月×50年=6000万円。
家やマンションを買ったとしても、ローンを払う金額を合わせると、
きっとこのくらい(多分それ以上)はかかるわけです。
将来の修理費、リフォーム代、など考えたらいくらあっても足りない感じです。
その他に車にお金がかかったり、
親の介護が必要になるかもしれないし(すみません、お父さんお母さん)
結婚の資金も用意しないといけないし(今はお金をかけない式が流行のようですけど)
当然自分たちの今の生活費もあるので、
いくら必要かなんて「考えたくない~!」とみんな真剣には考えないのですよね。(私も)
でも、目をつぶってはいられないことなのよね。
なんとかなるだろうけど、ちょっと考えておいたほうが良いことなのよね。
はぁ、長くなった。
やっぱり、この一生涯、旦那さんの収入が無くなってからも
入りつづける私のやろうとしている仕事の収入は魅力的です。
それも大金じゃなくても良いのよね。(それに越したことは無いけど)
月にあと10万円あったら…と、きっとその程度なのでしょうけど
それがきっと老後を豊かに生きられるか、つつましく生きなきゃいけないか…の
分かれ目なのだと思います。
出来れば
パパっちが定年するころには
今
パパっちが稼いでくれている収入と同じ位の
年収になっていたいと思っています。
(いや、本当はもっと早くから自由な生活がしたい!のです。
両親に親孝行もいっぱいしたい!から急がなきゃね。)
がんばるぞ!