山本五十六元帥が「言って聞かせて、して見せて、褒めてやらねば人は動かん」と。言って聞かせる為には与える側の理解力が必要不可欠。やって見せるからにはそれ相応に自らが会得しておかんと。褒めて育てる為にはその人の技量向上を常に把握し、一人前になるまで我慢の心の保持が。上に立つ者の教訓。
若者が「10年前『使える物は使え。俺一人の力でここまで来た、なんて人間は一人もおらん。少なくとも現在成功しとる人の教訓には耳を傾けろ。親の世話には、なんてくだらん拘りは捨てろ』と住職に言われてたのに意地を張って結局」と。「親の立場は健在か」「はい」「なら頭を下げて力を借りろ」と。