1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に。2341話目】 番組『さんまのまんま』で、4歳で両親離婚、親戚に預けられたムロツヨシさんの話が。拙僧も親が離婚の経験者にて。

2021-12-27 17:02:22 | 法話
番組『さんまのまんま』で、ムロツヨシさんが「4歳で両親が離婚して以来、40年会ってなかった母親から、この番組の前回のオンエアの数日後に『お会いしたい』と事務所に手紙が。様々な人に意見を聞いた。自分も『母親の人生に自分がもう、登場しない方がよいのでは』とも思ったが、会いに行く事にしました」と。

【追伸】
前回の『さんまのまんま』で、ムロツヨシさんが「両親が4歳の時に離婚。私は親戚に預けられた」と話すと、さんまさんが速攻大爆笑。ムロさんもさんまさんを指差して「絶対、笑ってくれると思った」と大変嬉しそうに。そのムロさんの表情を見て、ムロさんの母親も『わが子に会おう』と踏み出せたのかも、しれませんね。接見時間は、約1時間だったと。ホテルの会議室の様な所で親子の対面をされたと。これに似た様な事例に拙僧、少なからず、立ち会ってきました。ムロツヨシさんも「感動はなかった」と言われていましたが、当事者ではない人(第三者)は、親子対面の感動的な場面を想像するでしょうが、実際はそうとはならないんですよね。不思議に思われるかもしれませんが。空白の40年は、お互いに全く別の人生なんです。親は子供の人生に、子供も親の人生に、長い間、全く登場してないんです。良いとか、悪いとか、ではなく、ですね。

今日から四国巡拝。投稿写真は、数年前、第60番札所の横峰寺(愛媛県西条市)にて。