1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 野田佳彦元総理の安倍元総理への追悼演説。リアルタイムでは見る事が出来ませんでしたが、後日、文章化されたものを全文、目に。

2022-10-26 20:34:46 | 法話
檀家爺様が「10月25日、衆議院本会議での野田佳彦元総理の安倍さんへの追悼演説、見たか、住職」と。「後日、全文を」「どう思った」「まず感じたは、与野党に関わらず、演説中に凶弾に倒れた人、国の為に働いてきた同じ議員、への誹謗中傷に釘を刺したかったのかなと。何とも遣る瀬無い感情が言葉の中に」と。

【追伸】
檀家爺様が「わしも昔は会社の代表を。トップは孤独だもんな」と。対し拙僧「どの分野もトップと言われる人は、そうだよね。社長、学長、校長、師匠、任侠界の組長、住職、家庭の柱である父親、あるいは、母親も、そう。大なり小なり大半の人は、必ずトップの辛さを経験する。Vシネマ『ミナミの帝王』では、クライマックスになると、舎弟である山本太郎(現議員)さんが、兄貴である萬田銀次郎(竹内力さん)さんに『兄貴、どうしますか』の言葉を投げ掛けるシーンが。必ずトップは最後『どうしますか』の言葉を向けられ、責任と決断を強いられる。国民全員が納得出来る様な政策など、あろうはずがない。人は自分にとって都合が良いか悪いかで是非の判断をします。どちらかが上がれば、どちらかが下がる。シーソーと同じ。それを安倍元総理は、7年8ヶ月もの間。野田さんの演説は、これからの国会運営に、何かしらの影響を与えるんではないかと思います。期待したいですよね」と、檀家の爺様に。

【補足】
縁というは、自分に足らない物を補うかの様にやってきます。夫婦の縁が当にそれにて。自分とは真逆の人を伴侶に。自分が持ってないから、魅力に感じたり、嫉妬したり。見えてくるもの、聞こえてくるものも全て、自分に足らない物を補うかの様に、目と耳に。政治を含む世相(社会)の流れも、そういう風に理解して受け止めれば、自分にとっては、よき教訓となる縁になるかも。