1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しいじ、楽しい人生に】 話し合いで和解が出来る周囲国なら、国防の備えなどいらない。竹島、尖閣はあの通り、日本の上空にはミサイルを。平和ボケも大概にせにゃ。

2022-10-06 17:52:18 | 法話
家康公は、大坂冬の陣の時、朝早くから夜中まで、空鉄砲を撃ち鳴らし、大坂城内の者を一睡もさせない状況に追い込み、豊臣側の戦意喪失を狙った。同じ様な手法を今、日本は方々の国から。大坂夏の陣では外堀、内堀埋められ、豊臣側は一枚岩(意思統一)になれず(内紛)、遂に落城。籠城で成功した例は、殆どなし。

【追伸】
徳川家康公は嘗て、信長公から「信康(家康公の嫡子)が武田家と通じ謀反の企てを。切腹をさせろ」と命令が下った。この時、家康公は「力がないというは、辛い事よ。こんなに早く終わる命(行年21歳)なら、もっと別の生き方が」と悔やまれたとの事。一説によれば、信康公の武勇を恐れた信長公が、徳川家の力を削ぐ為に、難癖付けて切腹に追い込んだとの話も。そうした教訓から家康公は「太閤とは、長生きが勝負と決めておった」と力の均衡が崩れた途端、力を蓄えていた徳川が天下取りを。これは確信なき歴史の中の話ではあるが、今の日本にとっては教訓となる話。日本で憲法改正の話が少しでも出ると、隣国達は大騒ぎを始め、日本に力を付けさせまいと躍起に。が、竹島、尖閣はあの通り、日本上空にはミサイル、北海道はロシア領と、やりたい放題、言いたい放題。いつ何が起こってもおかしくない状況。どんな時にでも、対応出来る(戦争を仕掛けてこれない)国力を付ける以外にない。戦争で真っ先に死ぬは、若者達にて。