1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【2260話目】今でこそ、真っ赤な頭にリーゼント、長ラン裏生地は虎、桜、という学生は。20年前、お寺の境内を通学路にするそんな子が。が、出会うと丁寧に頭を下げ「おはようございます」と。人は見かけでは。

2021-09-20 16:20:00 | 法話
読者が「北九州といえば、住職、任侠界と荒れた成人式が全国的に有名ですよね。どうして北九州は荒い人が多いの」と。「テレビでは荒れた映像しか放映してないから、見た目で判断されるは仕方ないが、あの成人式のかぶき(傾き)達、終了後に会場のゴミをみんなで拾って掃除してるんですよ」「そうなんですか」と。

【追伸】
この読者に「あの派手な衣装(かぶき者)ですが、成人式の日だけみたいですよ。あとは普通に戻って皆、人生を真面目に真剣に働いているそうです。ブラジルのリオのカーニバルと同じですかね。ブラジルの人達は、あの数日間で、1年間のストレスを発散させ、全財産を遣い切る者も、と。そしてまた、1年間、懸命に仕事を頑張ろうと。北九州も大目に見てあげて下さい。そんな悪い子達ばかりでは、ないですばい」と。




宮様が民間に与えられる金額は、中元代、歳暮代まで含め、年間160万円と法律で。よって、月に10万円前後。皇族を離れた後のリスク解消は、結婚相手次第、と。幸せになってはもらいたいですね。

2021-09-19 15:53:07 | 法話

檀家が「番組『そこまで委員会』で、NYで弁護士経験八代さんが『1800万円の給料望むなら、法律事務所の最低ノルマは、その3倍稼げ。卒業即者には不可能。採用された優秀者達も1年後には半分に。自分の事務所に行くとIDで部屋が開かず、警備員立会の元、私物を段ボールに。要はお払い箱』と。大丈夫か」と。

【追伸】
檀家爺様が「弁護士の八代さんが加えて『万が一、仕事にあぶれて、皇室力を使い、国際機関への斡旋などになったら、納得いかないは国民』と。また、NY弁護士資格所有の山口さんが『米国は学歴が階級、ロースクールも階級付け。上位14大学が第1階層。K 氏の大学は、第2階層。生き残るには、かなり高いハードルが』と。じゃ、ご飯が食べれなくなったら、A家が援助か、といえば、それも法的に不可能と。K氏には踏ん張ってもらいたいが、親は頭が痛いどころでは、ないよね。なあ、住職」と。「どこの家庭にも、抱えてる問題はあるもんね」と。





世界人口7億人の内、5億人(関連死含め)が感染死した、14世紀のペスト時代から、如何なる感染病も、個人個人の感染防止策は基本、変わってないのに。人類はいつ、それを教訓に出来るんだろうか。

2021-09-17 09:10:03 | 法話

檀家さんが「ここに至ってもまだ、コロナ感染者の差別が。知人の会社でクラスターが。『誰が元や』と犯人探しが始まり出し、憶測で犯人を勝手に決め付け、本人に罵詈雑言を浴びせたと。コロナ初期から住職が『偶々感染した人を、偶々感染してない人が、誹謗中傷、あかん』と。責任転嫁で、どうにかなる事では」と。

【追伸】
人間は追い込まれたら、改善の手立てに希望がなくなったら、必ず、スケープゴート(生け贄)を作る習性があると。誰かのせいにして、精神的安堵を求めると。世界人口7億人の内、5億人が感染死(関連死も含め)した14世紀のペストが当にそれにて。商才に長けたユダヤ人をやっかみから、吊し上げの対象に。黒猫もまた、その標的に。その黒猫を大量殺戮した為に、ペスト菌を広めた鼠が感染を広げる事に。それなのに人間は、黒猫の祟りだ、と更に黒猫を殺戮。黒猫ちゃんも、いい迷惑だわ。人間はいつまでたっても、時代が移り変わっても、同じ事を繰り返す生き物なんですね。




【2259話目】現在、結婚した約4割が離婚すると。その4割の中では、恋愛結婚での離婚が8割、見合結婚での離婚が2割、と。様々な推測から、この数字の割合が意味するところが、わかる気がする。

2021-09-15 18:44:12 | 法話
読者が「住職。先日、父が他界を。遺骨になって帰宅より、母が日々、長い時間、遺骨の前でお経を唱えるでもなく、仏前に座って。その姿が忍びなくて、私達が『母さん、大丈夫だよ。僕らがいるから」と。すると母がボソッと『私は、この人は好きではなかった。何で結婚なんかしたんだろ』と。転けそうになった」と。

【追伸】
この読者に「お母さんは、お幾つなの」と。「79歳です」「お父さんとお母さんは、恋愛結婚だったの、見合結婚だったの」「俄には信じ難いが、結婚式当日まで、お互い、顔を見た事がなかったそうです」「それって、昔は、よく聞く話ですよね。仲が悪かったんですか」「いや、普通の夫婦だったと思います。喧嘩をするとこなど、見た事がありません」「お母さん、それ、本心なのかな」「どうも、本心みたいです。1番ショックを受けたは、私達子供ですが」と。




【2258話目】子供のいない老夫婦(90歳、87歳)が「住職、生きるのも大変だが、死ぬのも大変だな。現金(預金)はどうにかなるが、家と土地、山は、どうにかしないと、甥と姪に大変な迷惑を掛ける事に」と。

2021-09-14 14:17:47 | 法話
檀家婆様が眠れないので睡眠薬を爆飲み。朦朧状態で5日間入院中、看護師長(女性)に「あんた、必殺仕事人でしょ。主人の妹を殺して」「何故」「子供のいない私達夫婦の全財産を狙っとる」「承知した」「仕事料は10万円で」「いや、1円でよか」と。婆様は、この会話を全く。後から聞いて婆様、驚愕したそうだ。

【追伸】
因みに、この婆様、非常に穏やかな人で、常日頃、他者の悪口など一切言わない。朦朧状態で本音が顔を出したかな。この婆様は、19歳で大家族の爺様の家に嫁いできて、子供も授かれず、誰も世話をしない義父母を最期まで見送って、気付けば87歳。ご主人の妹さん2人が、この婆様夫婦の財産を狙っているは、悲しいかな、事実。老夫婦には子供がいないので拙僧、司法書士に頼んで財産が残った方に全額いく様に、公正証書を作成するよう指示を。爺様が他界後、婆様が安心して生活出来る様に。爺様、肝臓癌であと1年の診断が出ているのでね。

【連絡】並ちゃん、みさきちゃん、はる君、ゆうちゃん。今日、大阪に仕事の後、高野山へ御礼報謝に上ります。今年、連れて行くと約束したが、時間が取れそうもないので、今度の機会に連れて行きます。許せ。干支の切り絵(来年度の虎)は、何枚必要かいな。連絡くれ。