今日は鬼子母神御礼報謝法要。鬼子母神には如来型と鬼神型が。わが寺は如来型。祈願趣は子供に関する事が主で、子孫繁栄、子授祈願、安産祈願、学業上達、水子供養など。何年も毎月参拝して子供が授かった夫婦も。これがご利益かどうかは、そりゃわからん。ただ、祈願したという安心感から、妊娠し易い体に、かな。
【追伸】
わが寺では過去に2例「ご主人には子種がない」とドクターより診断されたご夫婦がいた。1組は、その土地を縁に人間は生まれてくる事から、夫婦で氏神(八幡様)詣でに何年も日参を。もう1組は、古の彼方から1つの命をバトンタッチの様に先祖が繋いでくれたお陰で今ここに命が、から、納骨堂に何年も日参を。2組とも、男の子を2人づつ。こんな話を聞くと「神仏のご加護、ありがたか」となるが、実際は、現在の医学ではまだ、解明されてないが、心の持ち様で何かしらの作用(免疫向上)が働いたのではないかと。コロナ初期年の4月に肺癌が消えた檀家60代女性にしても、そうかな。神仏のご加護など迷信に過ぎん、とまでは言わないが、信仰が何かしらの心の作用の手助けを、かな。気を付けなきゃならんは、信仰は特別な物じゃない、という事。特別な物(金儲けの手段、洗脳、脅し、など)にしている者がいるだけ、にて。30年程前までは、子供に関する祈願は多かった。が、昨今は減少の方向へ。要因として考えられるのは、50歳まで1度も結婚してない(統計の取り方で数値は多少変わる)が、男性が約25%で、女性が約15%と。40歳では、男性30%で、女性20%と。結婚しない理由は、様々あろうが、国(政治)が後押し出来る事が、何かしらあるのではないかな、と。
【わが寺の鬼子母神さん】