平成7年1月17日未明でした。近年にない地震が阪神淡路地方を襲いま
した次から次へと被災の状況がテレビから流れ、その度に死者の数がどん
どん増えていきました。助かった方々は命が助かったことだけでも、と思われ
たでしょう。
しかし一瞬にして、家がなくなり、家族がなくなり、瓦礫化した街を目の当た
りにした人々にとっては地獄さながらの状況だったことでしょう。
あれから16年の歳月は、すっかり復興して(わたしも4年前に復興した
神戸 淡路を訪れましたが)記念館に当時の惨劇を見るのみとなり、昔日と
なってしまいました。家族をなくされた思いは歳月では語れません。生きて
いれば何歳と数えてしまうでしょう。
今日は震災記念日で竹筒の灯篭に灯をともしお祈りでした。 午前5時46分
わたしもお祈りをしました。
昨日今日、日本列島は寒波が居座っています。関東地方や関西でも震度3
程度の地震速報が流れました。”災害は忘れた頃にやってくる”は一つの教訓
です。地震予知も言われますが、やはり突然襲うことも想定して、身を守ること
も大事です。(食糧の備蓄や安全対策など)わたしの住む地域は田舎とて、
高層の建物はないですが、微細な事でも命を落とします。
東海地震の来ないことを願いつつの毎日です。