南 幸男さんの作品展がとなりの阿児町ギャラリーボナールで開催中で
見に出かけ ました。 南さんはガンに侵されながらも絵筆を取られ絵画と
共に生きておられる方です。わたしの高校時代の1年後輩で、同じ職場で
勤務したこともありました。
50年余の画歴をもち、退職後は毎年日展に出品、 5年前に肺ガンを患
い、肺の一部を摘出、その後再発され入退院の繰り返し、様々な治療を受け
ながら 昨年退院後100号の大作を描かれ、11回目の入選作となったの
です。
昨年の作品は、名古屋の方で日展東海展に出品中ですが、ライフワークの
大王崎(波切漁港)風景をはじめ、北海道、青森、長野などの風景、小品
としてはばらの花など40数点が展示 され、土曜日とあって多くの方が見に来
られていました。
車椅子に乗られた南さんは 一人一人に言葉をかけられ、応対していました。
今日の中日新聞には地方版に大きく掲載されていましたが、新聞の写真
でもお元気そうでしたが、お会いして顔色もよくよりお元気そうで安心しました。
中日新聞 2月7日
今年もまた日展に向けて作品に挑むと言っておられました。
「絵を描くことが生命力に つながっている。」ことを南さんを通じて感じました。
見事な生き方に頭が下がります。