森 絵都 著。
絵都さんの二冊目。
私は幼稚園から中1までピアノを習ってました。
何故そこでやめたか、っていうと 「サインはV」の影響でバレーボールにはまったから。
バレーボールとピアノは指の立場からすると天敵関係。
泣いてすがって買ってもらったピアノだったのに
あっさり私はバレーを選んだわけです。
そんな薄情な私がクラシックを語れるはずもなく、
今じゃ「昔ピアノやってました」っていうのもおこがましくて・・
今回のこの本は そんな私が気後れしそうな
シューマン、バッハ、サティ の調べに添った三編の短編集。
「子供は眠る」
「彼女のアリア」
「アーモンドチョコレート入りのワルツ」
全部が中学生が主役なのに、なんだか得心できちゃうのは何故だろう・・・
「解説」の角田光代さんがその答えを書いてくれました。
「アーモンド入りチョコレートのワルツ」 に出てきた絹子先生。
kahroさん? って思っちゃった。 (ごめんなさい、勝手に)