今日のシネマ
日曜日。
午前の用事が急にキャンセルになったので じゃあ、行こう! とパパと慌ててネットで席を取るも
良い席は既になし。
久しぶりに劇場がほぼ満杯、っていうのを味わいました。
御存知シリーズ三作目。
東京オリンピック開催の昭和39年が舞台。
「ロクちゃんの恋」と「父と子の絆」が軸になっています。
後者では、茶川が子と親の両方の立場で苦悩する。
なんなんだろう。
相変わらずどれもこれもベタな話なのに
全編に渡って涙腺がユルユル。
144分間、すっかり三丁目の住人になりきって泣いたり笑ったりしていました。
宅間先生が言った 「皆が上を向いている時代・・・」 という言葉に
あ・・って一瞬思考が止まり、
この時代、私はまだ子どもだったけれど
皆が同じ方を向いて今よりももっといろんな事に必死に生きていたよなぁ、なんて。
ハングリー精神て便利さが増すほど失せてしまうもの。
懐かしさだけじゃない「忘れちゃいけないもの」を
三丁目の熱い人たちに改めて気付かせてもらった気がしました。
一つだけ小言を言わせてもらうとすれば3Dについて。
私は2Dで観ましたが3Dにする必要があるのかしら。
せっかくノスタルジックな時代にタイムスリップしてるんだからそれで充分だと思いますが。
後は文句なし。