親心の記録・・・
障がいのある子をもつ親たちが、自分がいなくなったあと子どもを支援してくれる方々に子どものことを知ってもらい、
「親なきあと」の人生を安心して過ごせるようにと作成されたもの。
息子が小さかった頃は日々の対応に辛労し、先のことなんて全然考えられなかった。
でも、時間は流れ、たくさんの人たちに助けてもらいながらここまで来て
やっと自分の時間が持てるようになったと思ったら
今度は我が子の先行きを思い、不安が押し寄せる・・・
親心の記録を利用して、少しでもその不安を整理していきたいです。
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昨日は、正に今、日々の生活の中で奮闘しているママと会って話をしてきました。
以前、地元の幼稚園の園長から紹介された方。
娘さんのAちゃんは、4月から小学校に通っているはずだったのですが
入学式を含めて一日も学校に行けていないとのこと・・・
Aちゃんをおばあちゃんに預け、一緒にお昼を食べながら2時間半ほど過ごしました。
詳しいことは書けませんが、学校の対応、兄弟の問題、色々と悶々として疲れているようでした。
障がいの種類は全然違いますが、生き辛さを持つ子どもの親として
共感できることはたくさんあり、それらを吐き出すことで
少し楽になった、と言ってくれました。
そうなんですよね。
出さないとダメなの。一人で考えてると もう出口がない迷路をグルグル回ってるみたいになる。
そんな話ばかりではなく、どこどこのレストランが美味しいとか、
あそこの肉屋さんは安くていいお肉がある、とか
極々普通のママ友さんの会話もしながら時間はあっという間に過ぎていきました。
そして、今度はAちゃんにも会わせてもらう約束をして別れました。
「聞いてあげること」
は 私の得意とすることの一つです。
意見は言わない。
ただ、ただ、聞いてあげる。
私もやってもらってきたことなんだよね、きっと。
ちょっと元気な人が 今、疲れている人に寄り添う。
人生は、持ちつ持たれつ。