やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

泳ぎ納め

2016年09月06日 | 日記(息子・小5)

夏休みに息子をプールに連れて行ったのは、たったの1回だけでした。

旅行先では少し泳いだけれど、息子が泳ぐ感覚をつかめそうだっただけに、本当はもっともっと泳ぎに連れて行ってあげたかったなぁ・・・。

 

連れて行ってやりたい気持ちは十分あって、リビングに浮輪や水着の入ったスイムバックを積んだままになっていました。

それをそのまま片付けるには忍びなくて、この土曜日に、家族で関西サイクルスポーツセンターのプールに行ってきました。

 

市民プールは一斉に8月末で終わりになってしまったけれど、ここは、9月4日までの営業でした。

ただ、山にある遊園地で、ゲートを入ってプールまではずっと坂道を下って行かなければならず、当然帰りは上り坂で、3日経った今でも股関節が痛みます。

 

そんな苦労をして連れて行ったのに、息子は、

「水が冷たくて、顔付けられへん!」

と言って、あまり泳ごうとはしませんでした。

 

確かに、開園からあまり時間が経っていなかったせいか水温は低かったのですが、一度浸かってしまえば慣れてしまうものです。

私も先にプールに入って息子を呼んだのですが、なかなか入らないし、入っても立ちつくしたまま。

「水が痛いねん・・・。」

と言って、泳ぎたがりません。

 

プールから上がってウロウロしたり・・・。

小さな子ども向けのプールが多かったので、最後は50メートルプールに戻り、横方向にバタ足で何度か足を付きながら往復しました。

それで、今年の泳ぎ納め。

実質、1時間程しか遊んでいません。

 

「〇〇がもう十分と思うんやったら、帰ろか?」と、声をかけると、

「いいの~?」と、息子。

「〇〇のために来たんやもん。これが今年最後のプールになるから、〇〇がもっと泳ぎたかったら泳いだらいいし、もういいんやったら、帰るで~。」

と、言うと、

「も~いい。」

 

親の本音としては、駐車場代に入園料にプール料金・・・。

もっといっぱい遊んでほしかったけど。。。

息子は、遊園地の乗り物やアトラクションにも興味がありません。

 

まぁ、息子のために来たんだし、嫌なものは仕方がありません

もしかすると、水の冷たさや消毒液の強さなんかも、息子にとっては過敏に影響するのかもしれませんし。。。

 

親の自己満足となってしまいましたが、これで、心置きなくプールセットを片付けるとしましょう。

 


苦しいスタート

2016年09月02日 | 日記(息子・小5)

サッカーW杯アジア最終予選、日本代表は1-2でUAEに負けました。

 

試合を生放送で観戦するために、息子は、時間割を合わせたり、先に入浴を済ませたりして、試合が終わったらすぐに寝れるように準備を整え、主人も夕方からのバイトを休んで早々に帰ってきました。

そんな風に気合十分でTVの前に座り、家族で応援していたのに、残念!

 

予選を戦ってW杯出場を決めた過去4大会は、全て初戦に勝利しているので、本当に残念で、ちょっぴり不安。。。

苦しいスタートとなりましたが、まだ始まったばかりです。

これから先の試合は必ず勝ち点を重ねて、W杯の切符をつかんでほしいです。

 

息子の2学期も始まったばかり。

毎朝が不安との闘いです。

不安そうな息子に胸を締め付けらながら、

「だいじょうぶやで!」と、笑顔で送り出します。

 

もうすぐ、息子にとってハードルの高い運動会の練習が始まります。

また、家庭科では、運動会で踊るソーラン節の衣装の法被を作らなければなりません。

今から心配しなくても・・・

と、思うのですが、耳で聞くことが苦手、見通しを立てるのも苦手で、さらに周りを見て状況を判断することも難しい息子にとっては、不安で不安でしょうがないのでしょう

 

失敗したっていいんやで。失敗せんなうまくなれへんねん。

分からんことは、先生とか周りの子に聞いたらいいんやで。

不安で、家で練習したいことがあったら、ママに言ってや。

ミシンも、もし家で練習したかったら、誰かに借りてくるからな~。」

 

親だって、応援する覚悟をしています。

夏休みが明けてなお、不安からのスタート。

 

それでも、だいじょうぶ!

〇〇のままでだいじょうぶ!

 

〇〇が安心して学校に行けるよう、ママも頑張るからね!!

 


10歳の針刺し

2016年08月27日 | 日記(息子・小5)

夏休みの宿題の「家庭科の小物作り」

学校からもらってきたプリントには、

「世界に一つしかない自分のオリジナル小物を作ってみましょう。」

と書かれ、見本としてマスコットやお守り・ポーチなどの写真が載っていました。

 

玉止めが出来るかも怪しいのに、息子にこんなものが作れるのでしょうか?

 

悩みに悩んだ末、息子に提案したのが、「針刺し」

実は、私が小学校5年生で裁縫を習ったときに、授業で初めて作ったのが「針刺し」でした。

赤のフェルトに「家」をかたどってなみ縫いし、ピンクのフェルトにクラスと名前の縫い取りをして、2枚を縫い合わせて綿を詰めたものです。

 

この針刺しを、私は今でも使っています。

裁縫セットも、お菓子の缶に揃えてもらった当時のものをそのまま使っています。

もちろん、針や糸は補充していますが、その他は30数年経った今でもまだまだ現役で、ここまでくると、もう愛着が強くて買い換えられません。

 

息子に針刺しを見せながら、

「10歳のママが裁縫を習って初めて作ったものやで。〇〇も作ってみる?」

と、聞いてみると、 頷きました。

「〇〇と10歳のママ、どっちが上手やろ?」と、言うと、

「頑張るもん!」と、意欲的です。

 

「学校から戻って来たら、〇〇の針刺し、ママにちょうだいな~。 

もう30年以上この針刺し使ってるから、これからは〇〇の針刺し使うわ!」

と、息子にお願いしました。

 

息子は、裁縫セットを学校で申し込んでいるので、柄違いで中身はみんなとお揃いのコンパクトな裁縫セットを使っています。

針刺しも、そこに収まる付属の小さなものを使っています。

 

「ええよ~」と、息子。

そうして、針刺し作りが始まりました。

 

100均でフェルトのセットを買ってきて色とりどりのフェルトを並べ、息子に選ばせようとすると、息子は迷って選ぶことが出来ません。

「ママ、目をつぶるから、シャッフルして!」

と言うので、フェルトを混ぜて並び替えると、なんと息子が手に取ったのは、黒とクリーム色。

赤、青、黄色に緑、カラフルな色の中から、よく2枚とも地味なものを・・・

と、思いましたが、息子は頑として変更しません。

 

チャコの印が見えやすいようにと、クリーム色のフェルトに船をなみ縫いすることになりました。

簡単な船の図を紙に書いてあげ、息子がチャコでフェルトに下書きをします。

すいすいとは縫えず、わりと細かい目で時間をかけながら一針一針縫っていました。

ボタンも一つ付けました。

 

黒いフェルトに白糸での名前の縫い取りは、「針を刺すとこ抜くとこで色を変えて順番を打ってあげた手順書」を見ながら、根気よく縫っていました。

玉止めがうまく出来ないので、失敗するたび少しほどいて結んであげます。

途中で何度か休憩を入れましたが、2枚のフェルトを縫い合わせる段階ではさすがに疲れたのか、縫い目が大きくなって、綿を入れると横からはみ出してしまいそうです。

 

そうして、世界に一つしかない息子オリジナルの針刺しが出来上がりました。

 

 

「戻って来たら、ママにちょうだいや。」と、念押しすると、

「ダメ~!」

どうやら自分で大事にしまっておくようです。

10歳の息子が作った針刺しを使うのを、せっかく楽しみにしていたのに残念です。

 

「10歳のパパが、裁縫で初めて作った針刺しやで~」

将来、息子が孫に見せる姿を想像するのも、悪くはありませんけど。。。

 


夏休みの工作

2016年08月25日 | 日記(息子・小5)

息子の夏休みの宿題、自由研究や工作などの想像力を必要とする課題は、ほぼ私が付きっきりというか、一緒にやっている感じです。

 

息子の場合、まず、何をするのかテーマを決めるのが大変です。

そこで、いくつか選択肢を出すようにしているのですが、テーマが決まったとして、今度は、それをするために何をしたらいいのか計画を立てることが出来ません。

 

例えば、工作の場合、息子は、いくつかの選択肢の中から「牛乳パックで作る小物入れ」を作ることにしました。

工作の本の中から選んだので、準備するものから作り方まで詳しく写真入りで書いてあります。

それでも、私が、「こうして、こうするんやで」と、息子に見本を見せて、

「なるほど、そういうことか!」と、やっと分かったという感じなのです。

 

実際に作る段階になると、今度は不器用さがネックになってしまいます。

牛乳パックを底から6.5cmの高さで切るのですが、どうもうまく測れません。

一つの面につき、底から6.5cmの箇所を2点測って印をつけ、その点を通る線を定規を使ってひかせるのですが、何度も何度も失敗し、線が5重にも6重にもなって、いったいどの線が正しいのか分からなくなっていました。

 

牛乳パックの形を残したまま上部を切るのは難しいので、そこは私が切ることにし、息子には、開いた牛乳パックから取っ手部分となる長方形を2枚、それから画用紙で、厚みを付けるために牛乳パックに巻く紙を1枚切ってもらいました。

 

それぞれ真っ直ぐな直線なのですが、それでも息子はハサミを使うのが苦手なので、ガタガタになってしまいます。

でも、上から布を貼り付けるので問題はありません。

布は、紙よりさらに切りにくいので、私が切りました。

 

牛乳パックに紙を巻き付けたり布を貼り付けるのは息子。

取っ手部分はより細かい作業になるので、2枚の紙を貼り合わせるのを息子がして、布を貼り付けるのは私がしました。

 

完成品

 

こうして出来た小物入れは、大人の私が手伝っているので、それなりの作品に仕上がりました。

でも、きれいに仕上がれば仕上がるほど、なんだかもやもやした気持ちになってしまいます。

がたがたでも、ぐちゃぐちゃでも、息子が自分で仕上げたものの方がいいのではないか、と。

 

私が一緒になって見栄えのいいものを作ってしまうと、

「上手に作らなければならない」と、息子に教えていることにならないでしょうか。

不器用なりに、一生懸命作ればそれでいい。

そう思っているはずなのに、手伝わなければ全然形にならなくて、結局私が手伝って、息子の作品とは思えないようなものになってしまう。

・・・そんなもやもやが、胸の中に広がります。

 

「私が手伝いすぎるから、息子がいつまで経っても自分で宿題が出来ないのでしょうか?」

 

特性のために、自分で見通しを立てて取り組むような課題は難しいと分かっていても、息子がやる気を出さずに、親に頼って怠けているように思えて、腹が立ってしまうことさえあります。

先日の発達相談室では、そうした思いをぶつけてみました。

 

「夏休みの宿題を手伝いながら、どこまで私が手伝っていいのだろうかと不安になります。

将来、息子は、自分で夏休みの宿題が出来るようになるのでしょうか?」

 

相談室の先生は、

「全て自分で出来るようになるかというと、難しいと思います。

お母さんと一緒にすることによって、少しずつ出来ることが増えていくという感じです。

作品を仕上げてきちんと提出する、まずは、そのことが出来る。

少しずつ、〇〇君が出来ることを増やしていってあげる、それでいいと思います。」と。

 

私が手伝うから出来ないのではなくて、手伝うから出来ることが増えていくのだそうです。

 

その上で、レベルを下げるというか、息子が自分で作れるものを作るようにして、達成感を味わえるようにしてあげてほしいと言われましたが、息子が自分で作れるものなんて、なかなか思いつきません。

この小物入れにしても、牛乳パックを切って布を貼るだけなので、かなり簡単だとは思うのですが・・・。

 

「家で困っていることは、多分学校でも困っていると思うのですが、学校での工作とかはどうなんでしょう?」

と、聞かれました。

 

「習字にしても絵の具にしても、慣れるまでは、それこそ服も汚しまくって大変な状況でしたが、それなりに出来るようになってきました。

何をするにしても、まず、何をしたらいいのか理解するのに時間がかかって、作り始めると不器用でうまくは作れませんが、それでも、人より時間はかかるけれども、作品として仕上げています。」

 

学校の先生は、限られた時間の中で息子に作品を仕上げさせるために、どれだけ苦心してくださっていることでしょう。

あらためて考えると、頭が下がる思いです。

 

「お母さんにとっても大変だと思いますが、頑張って手伝ってあげてください。

宿題を仕上げるためだけでなく、色んなことを身に付ける機会だと思いますので。」

 

私自身は、親に宿題を手伝ってもらったりアドバイスされたこともなかったので、息子を手伝いながら、ものすごく違和感を感じているのですが、今は、工作キット等も市販されている時代なので、自分で全て作ることがすでに当たり前ではないのかもしれません。

それに、息子の場合は、確かに今更ながら手取り足取り教えることが出来る絶好の機会でもあるのです。

 

あ~、昔の、自分の宿題の方がず~っと楽だったなぁ。。。

いい加減で適当に作ってたりして。

もしかすると・・・

そういういい加減さが、今の私にも息子にも必要なのかもしれません。

 


夏休み新聞

2016年08月18日 | 日記(息子・小5)

息子の夏休みの宿題、さくさくと進行中です。

まずは、「夏休み新聞」を仕上げました。

 

先日の伊賀・青山高原旅行のことを書くことになったのですが、なぜか、

「忍者のことは書かない!」

と、言うので、忍者博物館の話に触れず、青山高原のことだけで作ることにしました。

友達が低学年の頃に行った所なので、同じ場所のことを書くのは嫌なのかな・・・。

 

宿題の説明がなかったはずはないのですが、恐らく聞いてなかったのでしょう、

「どういう風に作るか聞いてない」

と、言うので、写真・レイアウトなどは私が提案しました。

新聞名・見出しは、3つぐらい候補を出してあげ、その中から息子が選びました。

しかし・・・全くたいしたものは思いつきませんね~

 

本文は、少しアドバイスしましたが、息子が自分で書き上げました。

 

 

やる気を出せば、一日で完成するのです。

この調子で、他の課題もどんどん仕上げてもらいたいです。

 


夏休みの宿題

2016年08月14日 | 日記(息子・小5)

なかなか進まない、息子の夏休みの宿題。

プリントなどの勉強系のものはなんとか終了したものの、想像力が必要とされる課題は全くのお手上げです。

 

・校内作品展に出品する工作物、もしくは絵・習字

・自由研究(四つ切り画用紙にまとめなければならない)

・裁縫で簡単な小物作り

・夏休み新聞

・「平和」に関する本・新聞・TVを見ての感想文

これが、全て必須課題なんです!

 

さらに、自由課題として様々なコンクールにチャレンジしましょうって、コンクール一覧がA4、2ページにプリントされたものをもらっているけど、息子にそんな余裕はありません。

 

必須課題が全然できていないのです!

 

校内作品展の作品は、リゾートで絵付けした小鳥でもいいのかしら?

でも、色塗っただけだしなぁ・・・。

 

自由研究は、「スライムを作りたい」って言ってたけど、作るだけなら低学年向けじゃない?

塩とか酢とか調味料をふりかけてみればなんとかなるかしら・・・?

 

裁縫、新聞に関しては、

「先生、どんな風に作ったらいいって言ってた~?」と、聞いても、

「分からん」「覚えてない」

裁縫なんて、まだ、玉止め・玉結びが出来るかどうかも怪しいのに・・・。

 

私の中では、2学期までのカウントダウンがすでに始まっているような感じで落ち着かないのに、息子は、相変わらず、

「分からん」「思いつかん」

 

以前から「〇〇は時間の感覚がおかしいのでは?」と思っていたけど、もうあと半月しかないのです。

のほほ~ん、ぐうたら~、とし続けている息子に、ついについに、

「自分の宿題やのに真剣に考えへんのやったら、ママ、もう一切、手伝えへんからな!」

と、怒鳴ってしまいました。

 

「いいもん! 自分でやるもんっ!」

と、息子も怒っていましたが、結局、それからも進んでいません。

 

あ~あ、またやっちゃった。。。

これでは、ますます課題をこなすことが苦手になってしまいます。

 

2択3択と、選択肢を提示しながらやり方を教えてあげたいと思うのですが、息子が大きくなるにつれ、息子のやる気を出させるようなものを提示するのが難しくなってきました。

それに、高学年にもなると課題も難しくなり、先生から説明を聞いているのは息子なので、説明を聞いていない私は、何をどうやったらいいのかよく分からなくなってきたのです。

 

あと半月あります。

いかに楽しく、「自分で出来た!」と、達成感を持つことが出来るか。。

 

それこそが、夏休みの一番の課題だったはずです。

 


泳いでる~!

2016年08月01日 | 日記(息子・小5)

夏休みの4分の1が終了。

息子は、終業式後も3日間特別水泳教室に通っていたので、休みに入ってちょうど1週間が過ぎたところです。

 

4日間の特別水泳教室は、最後の日は雨のため中止になりました。

あれほど嫌がっていた水泳ですが、3日終わったところで、息子は交換日記に、

「ビートバンを使って、顔をつけて、まずはちょっとずつ息つぎする感覚をつかんで来たんや」

と、書いていました。

 

これはもしかすると、もうちょっとで泳げるようになるかもしれないと、昨日、家族3人でプールに行ってきました。

近所のプールは、「友達に会うかもしれへんから、行きたくない!」と言うので、片道1時間ほどかけて隣の市の市民プールまで行ってきました。

 

町中のプールなので、近くの駐車場がどこも満車になっていました。

仕方なく、ショッピングセンターに停めて、そこから歩いてプールに向かい、入場したのは3時11分。

プールの営業時間は5時まででしたが、4時45分にはプールから出なければならず、実質1時間半もなかったでしょうか。

 

短かすぎる!? 

いや、私的には、暑い日差しの中これでも十分すぎるぐらいでした。

しかも、どんどん人が少なくなり、周りを気にせずのびのびと泳げるようになりました。

2時間単位の料金で、それ以上は追加料金がかかるためか、次々と帰る人ばかりで入ってくる人はあまりいません。

 

流れるプールに、幼児用プールや深めの25メートルプール。

小さいながらもスライダーまでありましたが、この時間になると待ち時間がほとんどありません。

(残念ながら、息子は滑ろうとしませんでしたが・・・)

短い時間ではありましたが、大人500円、小人300円で、充分お得感がありました。

 

何より嬉しかったのは、一瞬浮く(まねをする?)のが精一杯だった息子が、最後には、スィ~ッと泳げるようになったことです。

プールの壁を蹴って、体を伸ばして、足をバタバタさせて・・・、紛れもなくちゃんと泳いでいました!

壁から、立っている私の方に向かって5~6メートルぐらいの距離でしたが、水の中をスィ~ッと、「泳いでいる」という実感を息子も味わったことだと思います。

 

実は、私は、なんとか息子を泳げるようにしてあげたいと思って、スイムヘルパーを買ったり、図書館で「泳ぎの教え方」を書いた本を3冊も借りて読んだりしてきましたが、あんまり役に立ちませんでした。

いや、息子に見本を見せたり、声かけやアドバイスの中で多少は生きているとは思いますが、息子を上達させたのは、

「すごいすごい! 泳いでる~!!」

「こんなに泳いだよ~!」

と、声かけ、一緒に喜んだことだと思います。

 

水を怖がって、一瞬しか顔をつけたり浮くことが出来なかった息子が、水の中で体を伸ばし、バタ足をして距離を延ばそうとするようになり、ほんの短い間にどんどん上達する様子を見せてもらいました。

 

来週も、プールに連れて行ってあげられたらいいな。

まだまだちゃんとした泳ぎには程遠いけど、まずは、水の中を進む気持ちよさをいっぱい感じてほしいと思います。

 

これで、来年のプールの授業は安心!・・・できるかな~? 

 


夏休み初日

2016年07月23日 | 日記(息子・小5)

息子の夏休みは、特別水泳教室で幕を開けました。

 

やはり朝から不安そうな息子に、リスパダールを飲ませ、

「授業と違って、楽しいで!」とか、「暑いから、気持ちいいよ~!」

と、プラスの言葉を並べ、ハグして、ハイタッチして、手を振って、なんとか息子を送り出しました。

 

私も、読み聞かせボランティアの打ち合わせで学校へ出向いていたので、帰りに担任の先生にお会いしました。

「一生懸命練習してましたよ。笑顔も見られたし、明日も気ぃ良く来てくれるんじゃないかと思います。」

と、先生。

 

「ありがとうございます。明日もよろしくお願いします。

ところで、〇〇は、赤白帽と通知簿を持って帰ったでしょうか?」

と、聞くと、

「あれ~、そのまま帰っちゃったかなぁ。。。」

と、先生が教室まで見に行ってくださると、やはり忘れたままになっていました。

 

自転車の私は、直に歩いて下校している息子に追いつきました。

今し方先生から聞いた話と違って、息子の表情は暗く、なんだか落ち着かない様子です。

 

「通知簿は~?」

「あっ、忘れた。。。」

「裁縫道具は?」

「裁縫道具は、プールの前に先生に渡した。」

 

並んで歩いて帰っていると、

「着替えがうまくいかんかって、◇◇先生(学年担当の先生)に次の人来るから早く出るように言われて、そのままぐちゃぐちゃに袋に突っ込んできた。」

と、息子が言いました。

「だから、靴下も履かれへんかった。。。」

元気がないのは、そのせいでしょうか。

「ちゃんと持って帰って来たんやったらええよ~。」

 

家に帰ってからも、息子の調子は悪いまま。

ゲームをしても、泣き叫んでばかりでやめてしまい、

「疲れた~、疲れた~」と言って、ぐちぐち言いながら、何をする気力もなくごろごろしていました。

 

息子達の特別水泳教室の後は、自由遊泳の時間になっています。

帰りにプールの横を通り過ぎたとき、プールサイドに子ども達がびっしりと準備運動をしている様子を見て、こりゃ泳ぐスペースなどなくて水に浸かるだけだな~、と思ったものです。

プールを楽しみにしている子ども達が、今か今かと押し寄せてきたので、先生も、着替えに時間がかかってしまう息子を急がせようとしたのでしょう。

けれど、急かされると、ますますうまく出来なくなってしまう息子。

半分パニック状態になって、帰ってしまったようです。

 

悪いことは、息子の場合、なかなか気持ちが切り替えられずに引きずってしまうことです。

こういう状態のときには、ほんの些細なことでもトラブルのきっかけになってしまいます。

私も、地雷を踏まないよう、出来るだけ息子と距離を置くようにします。

それでも、ぐちぐちぐちぐちと意味のないことを口にしながら、息子は、自分も周りもどんどん不愉快にしていきます。

 

自宅でも、苦手な水着の着替えを何度も何度も練習してきました。

練習しても、練習しても、それでもまだ要領が悪くて人よりずっと時間がかかります。

水泳の苦手は、水の感触が苦手なことだけでなく、こういうことも関係しているのかもしれません。

 

急ぐように息子に声かけた先生は、当然悪くありません。

そんなことで気持ちが不安定になり、普通のことが普通に出来なくなる息子、幼い駄々っ子のようになってしまう息子に対して、もどかしさと苛立ち、そして切なさを感じてしまいます。

 

そんなことぐらいで・・・。

何でこの子は・・・。

 

誰よりも息子を理解し、息子の自尊感情を育てていきたいと思っているはずなのに、そんなことぐらいで、情けないくらいに私の心は揺れ動いてしまいます。 

 

私が、「何でこの子は」と思ってしまえば、息子はますます自信を無くし、そういう子に育ってしまうでしょう。

私が、「困難な中でも、頑張る子」と思っているなら、息子は自信を持って、そういう子に育っていくでしょう。

 

分かっているけど、未だに一喜一憂してしてしまいます。

大切な息子であるからこそ・・・。

 


明日から夏休み

2016年07月20日 | 日記(息子・小5)

やった~! 

1学期が、無事終了しました。

 

最終日の今日、赤白帽と通知簿を持って帰ってくるのを忘れ、友達の裁縫道具を持って帰ってきてしまったので、「無事」と言えるかどうかは微妙ですが、大きな肩の荷が下りました。

 

裁縫道具の持ち主のだいたいの住所は分かるのですが、息子に裁縫道具を届けに行かせようと思って、学校に問い合わせたところ、個人情報は教えることが出来ないということでした。

先生が連絡をとって、返してくださるそうです。

 

「通知簿、早くご覧になりたいですよね。今から来られますか?」

と、聞かれたのですが、明日、息子は特別水泳教室で、私は読み聞かせボランティアの打ち合わせがあり、それぞれ学校へ行くことになっています。

それに、今日は、午前中に購買ボランティアで学校へ行ってきたところだったので、

「明日でも構いませんか?」と、明日にしていただきました。

 

息子は、また、明日から始まる特別水泳教室に行くのを嫌がるかもしれませんが、初日は、友達の裁縫道具を持って行かなければならないという、学校へ行く大事な目的が出来ました。

 

一日一日を無事に過ごしていくことが大切だと思います。

多少の問題があっても、無事に過ごすことが出来ればOKなのです。

その積み重ねが、息子の自信を育てていきますように。。。

 

息子の心にたっぷりエネルギーを充電出来るような、そんな夏休みにしていきたいです。


「何したらいいの~?」

2016年07月16日 | 日記(息子・小5)

夏休み直前の3連休。

「何したらいいの~?」と、息子は、すでに暇を持て余している様子です。

 

自由研究のテーマを決めるとか、工作は何を作ろうかと考えるとか、親が考える「やらなければならないこと」はたくさんあるのだけれど、そういうことは頭にありません。

まだ夏休み前なので、私も、「考えといてね~」ぐらいしか言えません。

そして、息子が考える様子は全くないのです。

 

休日は、ゲームの時間は1日2時間と決まっています。

と言っても、ゲームはきりのいいところでしか終われないので、2時間を守れることはまずありません。

30分ぐらいで休憩をとらせているので、その都度オーバーする時間が積み重なり、結局ゲームの時間は1日3時間近くになってしまうことが普通です。

「ゲームは2時間までと決めているから、3時間ぐらいで終われる」という感じでしょうか。

 

ゲームの時間が残っている間はいいのですが、使い切ってしまうと、その後は、

「何したらいいの~?」が、一日中続きます。

 

「勉強したら~? 苦手な漢字とか・・・。」

と、私が言っても、

「無理!」との、即答

 

「本でも読んだら~?」

今は、読書の意欲もなくなってしまっているので、私が図書館で借りてきた本には見向きもしません。

サッカーの選手名鑑などは眺めていますが、次第にそれにも飽きてしまいます。

 

「何したらいいの~?」

「好きなことしたらいいやん!」

「好きなことって~?」

「〇〇のやりたいこと! 特になかったら、のんびりしてたらいいやん!」

 

けれど、息子は、のんびりすることが苦痛なようです

ぐるぐるぐるぐる歩き回って、「何したらいいの~?」と、ハグばかりしに来ます。

自由な時間の使い方がすごく苦手な息子は、何をどうしたらいいのか、本当に分からないようです。

 

息子が興味を持てるようなことを、私が一緒にしてあげればいいのです。

興味さえ持てれば、一人でどんどん追及してくれるはずです。

でも、まだ、私自身が準備も何も出来てなくて・・・。

息子が大きくなるにつれ、どうやって一緒に過ごせばいいのかよく分からないのです。

 

夏休み前の3連休で、躓いています。

兄弟がいたら、一緒に遊べるのにな。。。

 

宝の一人っ子だから、仕方ありませんけど。。。