昨日は、息子のサッカーの初の公式戦でした。
私も、チームメイトのママさんに車に乗せてもらい、応援に行ってきました。
小学校での練習を観に行って、コーチに挨拶をしましたが、ママさん達にお会いするのは初めてです。
実は、私も緊張していましたが、みんないい方達で安心しました。
私が股関節が悪く、そこから腰や足まで調子が悪くなって動けなくなる時があることをお話し、もしかすると、当番を代わっていただかなくてはならないことがあるかもしれないこと、合宿などのお手伝いも難しいことをお伝えしました。
5年生チームは10人しかいないそうで、土、日、祝に練習・試合があるため、親にも月1回以上必ず当番が回ってくるようです。
主人と協力して、出来ることを精一杯させてもらうしかありません。
昨日は、春季の地方大会で、トーナメント方式で試合が行われました。
息子は、1回戦にフル出場しました。
練習試合とは全然違って、ガチガチに緊張していたそうです。
2-1で、あと少しで勝利!
と、いうところで、息子のマークが外され、同点ゴールを入れられてしまいました。
それでも、PK対決で勝利し、なんとか勝ち上がることが出来ました。
2回戦は、強豪チームとの対戦。
息子は前半のみの出場でしたが、0-3で完敗してしまいました。
当然と言えば、当然なのかもしれませんが、息子の下手さが目立ちます。
ボールが自分に回ってくると、怖いのか、すぐにボールを蹴り出してしまい、相手に捕られてしまいます。
チームメイトやコーチから息子に声がかけられるというか、かなり怒鳴られていましたが、恐らく息子はボールを蹴ることで精一杯で、その声は届いていないでしょう。
そして、体力がないため試合中からバテバテで、ボールにも人にも追いついていませんでした。
頑張れ~!と応援しながら、はらはらし通しで、そして、少し心がひりひりします。
8人制のゲームなので、息子が出場するということは、他の誰かがベンチを温めるということなのです。
まだ、コーチにも誰にも、息子の特性を詳しく話してはいません。
耳から聞いたことを理解するのが苦手だということは、ちらっとお伝えしたのですが、
「この年代の子らはみんな、人の話なんか聞いてないよ~。」
みたいな感じでした。
コミュニケーションが苦手だとか、
目を見て話してもらわないと自分に話されていることに気付かないとか、
2つのことを同時に行うのが苦手だとか、
そもそも不器用で、みんなが簡単に出来ることでも出来るようになるまでは時間がかかるとか、
人より疲れやすいとか・・・
そういうことを話したところで、コーチやチームメイトを困惑させるだけのような気がします。
チームとしてのサッカーがしたいなら、息子が努力して頑張るしかないように思います。
けれど、私自身そうなのですが、見た目は元気そうであっても、股関節の痛みが我慢できない時や、どんなに頑張っても出来ないことがあるのです。
私は、ママさん達に伝え、出来ることをさせてもらえるように調整してもらうことが出来ますが、もちろん、息子にそんな力はありません。
たとえ伝えることが出来たとしても、甘えや言い訳ととらえられるかもしれません。
色々悩みましたが、夏に2泊3日の合宿があるので、その前にはいくつかお願いしなければならないことがあります。
それまでは、普通に接してもらって、普通にしごいてもらって、どうしてもダメなことがあったら、その時は相談してみようと思いました。
さて、今日は、サッカーチームの練習に代えて、息子達はJリーグの観戦に行っています。
しかも、息子が応援しているセレッソ大阪とギラヴァンツ北九州の試合。
家族もOKということで、主人も同行しております。
熊本県・大分県で起こった大規模地震の救援募金を、試合会場のヤンマースタジアムでも行っているそうです。
私も、ほんの少しですが息子に募金を託しました。
「このお金で何するん?」
「九州で地震あったやろ。今も続いてるんやって~!
お金を出し合って、お薬買ったり、食べ物買ったりして、地震で大変な人達に役立ててもらうんよ。
『募金お願いしま~す』って、箱持ってると思うから、入れてきてね!」
息子も、貯金箱から500円玉を取り出して、持っていきました。
サッカーが出来ること、試合を観に行けること、好きなことで悩めること自体が、本当は幸せなことなのです。
出来ることを精一杯やっていこう!
今一度、心に決めて!!