やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

ぎゅ~っと!

2016年05月19日 | 日記(息子・小5)

昨日も、朝起きてきた息子は、「あ~~」だの「う~~」だの呻きながら、私にハグしに来ました。

朝一番から、不安全開?なのでしょうか・・・。

 

リスパダールを服用しているおかげか、夜はぐっすり眠れているようで、それだけは救いです。

体が大きいので、給食がもの足りないからと、いつもは朝食をしっかり食べていく息子ですが、あまり食欲がないようです。

気力がわいてこないのか、何度もハグしにきて、充電しようとしているようです。

 

「学校、行かなあかん・・・?」と、聞いてくる息子に、

「行きたないん?」と、聞くと、

「力が出えへん。」と、言います。

 

「学校、楽しいんやろ? 行ったら元気出るって!」

明るく送り出そうとする私に、息子は、

「学校でも、サッカーのこと考えちゃうねん・・・。」と。

「ずっと?」

「ずっとじゃないけど、特に朝は・・・。」

 

「だいじょうぶ! 今日は、スポーツテストや。

去年より、絶対成績上がってるで~~!」

最後に、ぎゅ~っと力を入れてハグし、息子を送り出しました。

何度も振り返りながらも、なんとか息子は、学校へと行ってくれました。

 

「5年生のクラスは、今までで一番いいクラスで、学校へ行くのが楽しい!」

そう言っていた息子でしたが、学校に問題がなくても、不安との戦いに気力がなくなってしまい、ある日突然学校へ行けなくなる・・・なんてことがあるかもしれない、と、思った瞬間でした。

 

担任の先生に連絡を取り、息子の様子を伝えました。

通級の先生から、息子がサッカーのことで不安になっていることを聞いていただいていたらしく、一度息子とゆっくり話をしたいと思っていたところだとかで、その日のうちに時間をとってくださいました。

 

担任の先生も、以前、少年サッカーのコーチをしていたということで、その先生に話しを聞いてもらうことで、息子の気持ちも少しすっきりしたようです。

学校から帰ってくるなり、

「先生がな、話聞いてくれてん!」と、嬉しそうに私に報告してきました。

 

その前に、先生からの連絡で、息子は、学校でもサッカーのことで頭がいっぱいになって、しんどくなることがあること、5月末に、セレッソ大阪のサッカー教室にクラブで参加するので、それまではクラブを頑張って、6月からは、サッカースクールだけ通おうと思っていること、・・・などを聞いていました。

 

「そういうサッカーの関わり方もありやと思うで。」

と、先生に肯定してもらえたことで、息子も、少しだけほっとしたようです

 

相変わらず、「ぎゅ~っとして!」は、続いています。

 

その日の交換日記に記しました。

 

不安な気持ちは、だいじょうぶですか?

〇〇がぎゅ~っとしがみついてくるので、〇〇の小さな頃、生まれてきてくれたときのことを思い出しました。

〇〇がおなかの中にいたとき、ママは体調が悪くてしんどかったから、おなかの中の〇〇も、きっとしんどかったと思います。

でも、がんばって、無事に生まれてきてくれて、本当にうれしかった。

ママは、そのとき、何があってもこの子を守ろう、幸せな人生を送れるようにこの子を育てようと思いました。

ママは、〇〇を守れていますか?

ママは、〇〇のおかげで、ちょっと大変でとても幸せな毎日を送っています。