昨日も、朝起きてきた息子は、「あ~~」だの「う~~」だの呻きながら、私にハグしに来ました。
朝一番から、不安全開?なのでしょうか・・・。
リスパダールを服用しているおかげか、夜はぐっすり眠れているようで、それだけは救いです。
体が大きいので、給食がもの足りないからと、いつもは朝食をしっかり食べていく息子ですが、あまり食欲がないようです。
気力がわいてこないのか、何度もハグしにきて、充電しようとしているようです。
「学校、行かなあかん・・・?」と、聞いてくる息子に、
「行きたないん?」と、聞くと、
「力が出えへん。」と、言います。
「学校、楽しいんやろ? 行ったら元気出るって!」
明るく送り出そうとする私に、息子は、
「学校でも、サッカーのこと考えちゃうねん・・・。」と。
「ずっと?」
「ずっとじゃないけど、特に朝は・・・。」
「だいじょうぶ! 今日は、スポーツテストや。
去年より、絶対成績上がってるで~~!」
最後に、ぎゅ~っと力を入れてハグし、息子を送り出しました。
何度も振り返りながらも、なんとか息子は、学校へと行ってくれました。
「5年生のクラスは、今までで一番いいクラスで、学校へ行くのが楽しい!」
そう言っていた息子でしたが、学校に問題がなくても、不安との戦いに気力がなくなってしまい、ある日突然学校へ行けなくなる・・・なんてことがあるかもしれない、と、思った瞬間でした。
担任の先生に連絡を取り、息子の様子を伝えました。
通級の先生から、息子がサッカーのことで不安になっていることを聞いていただいていたらしく、一度息子とゆっくり話をしたいと思っていたところだとかで、その日のうちに時間をとってくださいました。
担任の先生も、以前、少年サッカーのコーチをしていたということで、その先生に話しを聞いてもらうことで、息子の気持ちも少しすっきりしたようです。
学校から帰ってくるなり、
「先生がな、話聞いてくれてん!」と、嬉しそうに私に報告してきました。
その前に、先生からの連絡で、息子は、学校でもサッカーのことで頭がいっぱいになって、しんどくなることがあること、5月末に、セレッソ大阪のサッカー教室にクラブで参加するので、それまではクラブを頑張って、6月からは、サッカースクールだけ通おうと思っていること、・・・などを聞いていました。
「そういうサッカーの関わり方もありやと思うで。」
と、先生に肯定してもらえたことで、息子も、少しだけほっとしたようです。
相変わらず、「ぎゅ~っとして!」は、続いています。
その日の交換日記に記しました。
不安な気持ちは、だいじょうぶですか?
〇〇がぎゅ~っとしがみついてくるので、〇〇の小さな頃、生まれてきてくれたときのことを思い出しました。
〇〇がおなかの中にいたとき、ママは体調が悪くてしんどかったから、おなかの中の〇〇も、きっとしんどかったと思います。
でも、がんばって、無事に生まれてきてくれて、本当にうれしかった。
ママは、そのとき、何があってもこの子を守ろう、幸せな人生を送れるようにこの子を育てようと思いました。
ママは、〇〇を守れていますか?
ママは、〇〇のおかげで、ちょっと大変でとても幸せな毎日を送っています。