今日、息子達5年生は、臨海学校で淡輪へと出発しました。
梅雨の真っ只中らしいあいにくのお天気ですが、携帯に届くリアルタイム情報によると、昼過ぎには雨が上がり、砂浜レクレーションもカヌー体験も無事に行うことが出来たようです。
さすがに、キャンプファイヤーは無理そうです。
屋内で行うキャンドルサービスで、ろうそくの炎を囲みながら歌を歌ったりしているのでしょうか。
ただただ、無事に、良い体験が出来ますように。
笑顔で帰って来てくれますように・・・。
臨海学校では、活動用、夜用、次の日用、と着替えだけで何種類もあって、息子は混乱して荷物の準備に手間取っていたので、袋分けしてビニールテープを貼り、いつ、どんな時に使うか表示して持たせました。
準備も、朝の送り出しも大変だったけど、今は、ただただ祈るばかりです。
息子の臨海学校中ですが、通級の先生との懇談がありました。
息子の朝の大変な様子、けれども、学校に着く頃には調子が良くなっているようなので、頑張って送り出しているという話をすると、今日、ちょうど登校中に先生と息子が出合わせたらしいです。
通級での様子と違って、話しかけても返事がなく、息子の表情が硬かったようなのですが、その後、臨海学校の出発式で見かけた息子は、友達とものすごく楽しそうにしていたと教えてくれました。
普段もきっとそんな感じなのでしょうか・・・。
息子の朝の様子が心配なとき、担任の先生にはよく連絡しているのですが、学校での息子の様子が問題ないようなので、通級の先生にまでは伝わっていなかったようでした。
薬のことも伝わっていないようです。
「児童精神科の先生は、学校側でどういうサポートをしたらいいか、何かおっしゃっていましたか?」
と、聞かれ、薬のことを説明しました。
「薬の服用により不安を抑え、普通に日常生活が送れるようになると、自信も付いていく。自信が戻ってくれば、いずれ薬は必要なくなる・・・と、いうことなので、先生から見て、不安そうなときに薬を飲むように声をかけていただいたり、〇〇自身がちょっと変だ、薬を飲んだ方がいいと思ったときにも、先生に一声をかけてから飲むように言っているので、そうした薬の服用のサポートをお願いしています。」
「それと、薬を飲んでも、あるいは、薬を飲むほどではなくても、なんか調子が悪くて落ち着かないときは、先生に言って、保健室か通級教室で気持ちを落ち着かせたらいいよ・・・って、〇〇に言っているんです。」
と、私が言うと、
「保健室は色んな人が出入りするから、ここ(通級教室)の方が締め切ると個室状態にもなるので、気持ちを落ち着かせられると思います。通級に通っている子は、そのためにも、よくここに来ているのですが、〇〇君は、通級の時間以外には来たことがありませんね。」
「多分、通級の時間以外には行こうと思わないんです。」
「〇〇君の場合、そういう状況になったときに、自分からここに来るのはちょと難しいかもしれませんね。
調子が悪いと連絡をいただいたときには、担任と私が連携をとるようにして、〇〇君がここに来やすい状況を作っていきたいと思います。」
授業は受けなければならないものだと思っているので、例外で一人だけ通級教室に行くことは、息子にとっては許せないことかもしれません。
でも、調子が悪いときは、無理をしないで、頑張り過ぎないで、心を落ち着かせてほしいです。
そういう場所があることを、そこを使っていいことを知っておいてほしいと思います。
サッカーを通して色んなことに意欲的になり、自分からサッカークラブに入部したいと言うまでになった息子。
通級の先生も、私自身も、サッカークラブに付いていけるかなぁ・・・という多少の不安はありましたが、こんなに早く、ここまで大変な状況になるとは思ってもみませんでした。
通級の時間にも、息子が話すことといえばサッカーのことばっかりだったのに、今では全く話に出てこないそうです。
サッカーがらみの小説を読んだり、ボールを蹴ってトレーニングしたり・・・そういうことも全てなくなりました。
息子の中にあった自信が粉々に打ち砕かれてしまって、サッカー以外の他のことにしても、普段の学校生活でさえも、うまくいかなかったらどうしよう・・・という不安が息子を苦しめ続けているのでしょう。
また一から、息子の自信を育てていくしかありません。
今頃、息子は何をしているのでしょうか。
ハグしにきたり、まとわりつかれてしんどくてたまらなかったのに、息子がいないと寂しくてたまりません。
早く明日になって、息子の元気な顔が見たいです。