10日、水曜日にメンタルクリニックに行ってきました。
この日のカウンセリングは、息子1時間、私は10分でした。
「調子の悪い日が続いています。
授業はもちろん出ることが出来ないのですが、クラブにも直前まで行くか行くまいかものすごくもがいていて、行こうと決めて準備しユニフォームに着替えても、いざ出発しようとするとパニックというか調子が悪くなってしまいます。
それに、不安が強いせいか、『10秒以内にこっち来て!』とか『ここにおって』『背中さすって』と、しょっちゅう私を呼びます。」
「多分、彼は、自分ではどうにも出来ないことが多すぎて、不安で仕方がないのでしょう。
お母さんに言うことを聞いてもらうことで安心しようとしているのだと思います。」
「言うこと聞いてあげた方がいいんですよね!
学校やクラブに行くかどうかも、もがいていて見ていて辛そうなんですが、〇〇がやろうとすることを見守っていけば、また回復していくんですよね。」
「今の彼は、自分の意思であってもそうじゃないというか、『頑張らなければならない』という思いが強くて、余計にしんどくなるのだと思います。
調子が良かったときの彼は、自分で『テストを受けよう』『教室に入る時間を増やそう』と自らの意思で動いていました。
今は、そうですね・・・2月頃の状態に似ていると思います。
『自分の意思で休んでもいいし、行動すればいいんだ』と思えるようになったら、落ち着いてくると思います。」
「待つことが大切なんですね。。。」
待つことしか出来ない。
息子を見ているだけでこんなに辛いのに、本人の辛さはどれ程のものでしょう。
それでも、待つ。
もうすぐ夏休みなので、登校するしないともがいている息子を見ると、
「2学期から登校出来るように、今は調子を整えることにしたら?」
などと、つい言ってしまうこともあります。
息子は、毎日、挑戦を繰り返しているのです。
「頑張らなければならない」という思いからであっても、それも息子の意思だと思います。
息子が登校出来なくても、
「調子が悪いんやもん、行けなくても当然や。」
登校して、調子が悪くなったとしても、
「本当によく頑張った!」
心から息子の気持ちに寄り添いながら、信じて待つ!
診察では、息子は、
「調子が悪い。
学校にも行けてない・・・。」
と言って、また頭を抱え込んでしまいました。
「そう。
もうすぐ夏休みやしね。
お母さんから見てどうですか?」
「調子が悪いですね。
時間が必要なのかな、と・・・。
リスパダールを夕食後に飲むようにしたので、夜、調子が悪くなっても、寝付くのは早くなりました。
ただ、朝は遅くまでぼーっとしています。
クラブの朝練のある日に起きられなくて余計に調子が悪くなったりするので、早く起きたい日の前日はリスパダールを1錠にしてもいいでしょうか?」
「いいですよ。
彼の様子を見て、調整してください。」
次のカウンセリングまで6日分、「リスパダールOD錠1mg(0.5mgを2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)、頓服としてエチゾラム錠(デパス)を一日4錠まで」を処方されました。