やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

好きなことを思いっきり

2022年08月15日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

13日土曜日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

 

病院に向かう直前に息子の調子が悪くなり、

「今日は無理。」

などと言っていましたが、

「じゃあ、カウンセリング、ママにすぐ代わってね!

ママも先生に話聞きたいから。」

と、とりあえずエチゾラムを飲ませて車で連れて行くと、1時間みっちり息子がカウンセリングの時間を使い、今回も、私は心理士の先生と話す時間はありませんでした。

 

前回までの心理士の先生は、少しの時間であってもなるべく親と話す時間を作ってくれたり、「次のカウンセリングはいついつになりました」というように私に知らせてくれていたのですが、今度の先生は今のところ息子とのやりとりのみ。

息子ももう高校生だし、見た目は大きくてしっかりしているので、大人扱いされているのでしょうか?

 

診察では、息子は、

「調子はあまり良くないです。

『小さい子になりたい』とか『赤ちゃんになりたい』とか思ってしまって、現実から逃げるような行動をとってしまいます。」

というようなことを言っていました。

 

「お母さんから見て、どうでしょう?」

 

相変わらず不安が強くて、私から離れられないときが多いです。

学校の課題で読書感想文を書こうとしているのですが、頭が動かなくて本が読めないようです。

前に、放課後等デイサービスで、『頭は使わないと動くようにならない』と言われたことがありますが、無理しても読むようにした方がいいのでしょうか?

と、私が言ったところ、息子が、

「それについて言いたいことあるんやけど、頭使ってないんじゃなくて、使って使って使いすぎてこれ以上動かへんって感じやねん。

と、言いました。

 

「不安でぐるぐる回りながらあれこれ考えてしまうんやろ?

それやったら、他のことで頭使ってる方が不安になれへんのちゃう?」

と、私が言うと、

「そうしたいけど、それが出来へんねん!」

と、息子。

 

「まずは、好きなことを思いっきりやってください。

何が好きですか?

 

「サッカー。

今は、サッカー観戦。」

 

「それを大事にしましょう。

学校の勉強は無理でも、サッカーを観るために頭を使いましょう。

好きなことといっても、取り組めば取り組むほど、好きではない他のことを勉強したり経験する必要が出てきます。

例えば、サッカーの監督になっても、サッカーだけじゃなく、統計だったり、サッカー以外の勉強も必要です。

将来、サッカーに関係する仕事に就ければいいですね。

サッカーと直接関わらなくても、縁の下から支える仕事はたくさんあると思います。

一度、調べてみてはどうでしょう?」

 

息子は、うんうんと頷いていました。

 

カウンセリングの予約がいっぱいで、次は5週後になりました。

カウンセリング希望者が増えている中、毎月土曜日にカウンセリングを受けることが出来るのは奇跡的なことなのだそうです。

 

今回も、「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ補中益気湯エキス顆粒5g(2包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日4錠までとランドセン錠0.5mgを一日1錠」、エチゾラム錠だけは30日分しか処方できないらしく、その他は35日分処方されました。