今回の通院記録は長くなってしまいましたが、これが最後です。
息子が病院に来られなかったのを幸い、私の思いを先生にぶつけてみました。
「先生、どうしたら〇〇の不安をなくすことが出来るのでしょう?
〇〇の不安は、病気のせいですか?
それとも発達障害のせいですか?」
「発達障害の特性のために不安が強くなっているということはあります。
それに、不安をなくすことなんて出来ないのです。
不安のない人はいません。」
「でも、不安に感じなくていいことまで不安に思ってしまって、〇〇は普通の生活が送れていません。
普通の生活を送れるようになるには、どうしたらいいのですか?」
「安心できる環境で、少しずつ自信を付けていくことです。」
それは分かっているけど、今の〇〇には不安が強すぎて、自信を付けることなんて出来ないのに…。
「次のカウンセリングは1週間後ですね。
同じお薬を出しておきます。」
まだ何か言い出しそうな私を遮るように先生が言いました。
薬は、前回と同じく「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ補中益気湯エキス顆粒5g(2包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日4錠まで」。
不安が誰にでもあることは分かっています。
でも、息子の不安と私の不安は全然違うもののような気がします。
私の不安もどんどん膨らんで苦しくなることはあるけど、周りの人からは、
「だいじょうぶだよ。考えすぎない方がいいよ。」
と、言われます。
考えすぎるから不安になるの???
カウンセリングで話を聞いてもらって、「私の対応は間違っていない」と先生に言われただけで、不安は一気に小さくなって、なんだか自信にすら変わろうとしています。
自信に思っていいことは、きっと誰にでもあるのかもしれません。
自信に思えるかどうかは別として…。
朝、起きれた。
歯を磨けた。
笑顔を見せてくれた。
全部、ほめてあげてください。
そう言われたことがあります。
そんな小さなことが出来るということが、自信に繋がるというのです。
もしかすると、そんな小さなことが出来るということを無意識に自信に変えられる人が不安に強いのかもしれません。
親に愛されているとか、自分の存在というか、今生きていることを自信に思ったっていいはずです。
(思春期の男の子は、そんな風には思わない気はするけど…。)
けれど、そう考えると、私自身が心からそう思えていないと息子もそうは思えないだろうし、逆に、小さな子どものような態度をとる息子に何か問いかけられているような感じさえしました。
答が見えそうで見えないような、はっきりと輪郭は見えないけれど答えがもうすぐそこまで近付いているような、そんな気がします。
次の診察は1週間後です。
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