やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

不安は友達との関わり

2017年12月20日 | 日記(息子・小6)

今朝、息子は不安で落ち着かない様子で、少し遅れて2時間目に学校へと送って行きました。

 

息子が落ち着かなくなるのも、学校に遅れて行くのも、もうなんだか日常の一コマになっていて、そんなに心配することもなくなりました。

遅れても、落ち着いたら学校に行く。

不安に打ち勝って、登校する。

それでOKです。

 

その不安の原因とは、今日学校から帰って来てから「お笑い係」の打ち合わせをすることになっていて、そのことが息子を落ち着かなくさせてしまうようです。

 

これまで、何度か「打ち合わせ」と称して数人の友達が家に集まっているのですが、なかなか練習にはならずに遊んでばかりいて、息子にすると、それがもどかしくて仕方がありません。

友達が帰った後でいつも調子を崩してしまうし、さらに問題なのは、打ち合わせをすると決まってから、不安で落ち着かなくなってしまい、日常生活がしんどくなってしまうことです。

 

学校の中で打ち合わせが出来ないかと担任の先生にお願いしたこともあるのですが、2学期は学校行事で忙しかったり、息子自身が休み時間に休憩することが必要だったりで、なかなか学校での打ち合わせが出来ずに今日まで来てしまいました。

 

「お笑い係」は、自分達でコントの内容を決めて、発表する日時も先生と交渉するらしいのですが、2学期はまだ1回も発表出来ずに、明日、21日に発表をすることになっています。

息子はすでに自分のパートをマスターしているようですが、「最終打ち合わせ」としてもう一度集まることになったみたいです。

 

「そんなに嫌なら何で約束するの?」

と、聞くと、

「『調子が悪いから、無理』って言っても、許してくれへんねん。」

と。

 

「調子が悪かったら、何て言われても、打ち合わせ出来へんやん。

『〇〇が無理って言っても、きつく言えばだいじょうぶになる』って、思われてるんと違う?」

 

そもそも、家に集まっても遊んでばかりで打ち合わせにならないのです。

 

「多分、みんなは、〇〇の調子が悪いことが分かってないねん。

風邪ひいて体調悪い時は、『ゆっくり休み』って言うやろ。

休まんと無理したら、どんどん悪くなってしまう。

心の調子が悪い時も同じで、しんどいなと思ったら休むことが大切。

〇〇は他の子よりも調子が悪くなりやすいから、病院に通ったり薬飲んだりしてんねん。

ほんまに調子が悪いことを伝えたら、『それでも無理してやれ!』とは、誰も言わへんはずやで。」

 

そうは言いましたが、〇〇のしんどさをなかなか分かってもらえないことは事実です。

学校で「普通」に過ごしているのに、どうして家に帰ってから遊べないのか?

子ども達には不思議でしょう。

逆に、私にすれば、学校で問題なく普通にしていることが不思議だったりしますが。。。

 

とりあえず、担任の先生に遅れて登校する旨を連絡をしたときに、息子が不安に思っていることを伝え、お笑い係の子ども達に、「〇〇の調子が良くないので、放課後に家で打ち合わせをするのは無理だから、学校で済ませてしまうように」ということを、それとなく伝えてくださるようお願いしました。

本当に調子が悪いと分かってもらえれば、息子の言葉に納得してくれると思うのです。

 

6年生になってからは、こうした友達とのやりとりのしんどさが増えました。

それは、息子が成長して、友達との関わりが出来るようになったからだと、担任の先生に言われました。

 

色々な人がいて、色々な考え方があり、そういうこともありなんだ、自分はこれでいいんだ、

・・・そう思えるようになれば、息子も楽になるのでしょう。

まだまだ時間が必要で、色んなことがありそうです。


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