今日は大雨で息子の高校は臨時休校になり、なんだかほっとしている自分がいます。
スクーリング前半、息子は登校出来なかった日が多かったので、今は週に2回必ず通わなければならず、部活も大会前ということもあって毎週行われています。
私が付き添うことで息子の出来ることが増えるのなら、と覚悟はしていますが、部活の練習場所は遠すぎる!
往復だけで5時間近くかかるし、2時間の練習を、雨の日は屋根のない場所で見学するだけでも疲れてしまうので、練習している息子はもっと疲れているでしょう。
息子、本当に頑張っています!
さて、そんな中、今年度の読み聞かせボランティアが始まりました。
今まで読み聞かせは昼休みに行われ、1年生、2年生は各教室で、3年生、4年生は希望者だけ集って音楽室で行われていました。
今年度からは、1~4年生まで各教室で、授業が始まる前の朝の読み聞かせタイムに行うことになりました。
なので、時間はたった10分。
余裕をもって読み聞かせをするとなると、8分ぐらいの本しか読めません。
でも、3年生、4年生のみんなに聞いてもらえることになったのは嬉しいな!
今回、私は3年1組と4年1組の担当になったので、先週と今週の木曜日に、どちらのクラスも「しっぽや」(ななもりさちこ 作・大島妙子 絵 )という本を読ませていただきました。
見るからに怪しいフードをかぶった男が、公園に屋台を開いて「しっぽ」を売るお話です。
「しっぽのり」で動物のしっぽを模したものをお尻に付けると、あら不思議、自在に動かすことが出来るのです。
たちまち、町中の人がしっぽを付けるようになりました。
人間の飽きやすい性格を利用してさらに大もうけをたくらむこの男は、自らを、魔法使いではなく「あほうつかい」だと言っています。
ちくちく手作業でしっぽを作るのに疲れた男は、なんと動物園の動物達のしっぽを売ろうとして・・・。
しっぽを取り外す「しっぽコロリ」を作るときの、お鍋で煮込む怪しげなものを読み上げるところが、子ども達に大うけ。
「むらさきのしる」「アイスのぼう」「かわいたむし」「くつのそこ」等、読むたびに、「え~?」とか「うわ~!」とか、「そんなんいらんやろ!」とか、いちいち反応してくれたのがかわいかったです。
子ども達はこれから一日たくさん勉強するのだからと、明るく楽しい本を選びました。
2学期の読み聞かせに向けて、ゆっくり本を探すのも私の楽しみです。
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